【費用相場あり】トイレタンクに水がたまらない…原因は？自分でできる対処法も！

本記事では、トイレのタンクに水がたまらない場合の原因と解決方法を解説します。
トイレに水がたまらないと排泄物が流せないので困る方も多いと思います。

故障の原因を特定し、その対処方法を事前に把握しておけば、いざというときにきっと役に立つでしょう。
今回のポイントは下記3点です。

・トイレタンクに水がたまらない原因はなに？
・トイレに水がたまらない時の正しい対処方法とは
・水がたまらないトイレタンクの修理を業者依頼した時の費用相場は

こちらに関して詳しく解説していますので、よく読んでトイレの故障を解決してください。

トイレタンクに水がたまらない原因とは？    

まずは不具合の原因を特定しましょう。
トイレタンクに水がたまらない際に、特に多い原因をまとめました。

トイレの止水栓が閉まっている

止水栓は、文字通り水を止めるために使用する水栓です。
これが何らかの原因で閉まっていると、当然水が出ません。

ドライバーで反時計回りに回して、しっかりと止水栓を開きましょう。

断水している

お住まいの地域、もしくは建物全体が断水していると、水は出ません。
断水していればトイレ以外のお風呂やキッチンも水が出ませんので、気づきやすいでしょう。

また、断水工事の際は事前にお知らせがあるはずなので、必ず確認しましょう。

タンク内の浮き球、ゴムフロートの不具合

トイレタンクには特殊な部品が多く使われています。
代表的なのは、浮き球やゴムフロートですが、これらが引っかかっていたり外れていたりすると、正常に水が出なくなります。

タンク内のフィルター詰まり

水のサビやごみなどをキャッチするのがフィルターです。
長く使っていると詰まってしまい、うまく水が流れないので確認が必要です。

トイレタンクに水がたまらない時の正しい対処法    

原因によって対処方法は様々ですが、発生頻度が特に高い不具合の主な対策をまとめました。

浮き球を交換する

タンク内の浮き球が、他のパーツに引っかかっているだけであれば、正常な位置に戻します。
もし浮き球そのものが破損していたり、アームから外れている場合は交換が必要になります。

ホームセンターなどで、1,000円から2,000円ほどで購入可能です。

ゴムフロートを交換する

ゴムフロートは、タンク内で蓋の役割をするゴム状の部品です。
これに不具合が生じると、タンク内に水がたまらずに水が流れっぱなしになってしまいます。

劣化や破損の場合は、新品を購入して交換しましょう。
ホームセンターで8,000円ほどで買うことができます。

フィルターを掃除する

フィルター搭載のトイレであれば、ごみなどが溜まってうまく水が流れずに、不具合が発生している可能性があります。
使い古した歯ブラシなどで綺麗に掃除しましょう。

水がたまらないトイレタンクを業者へ依頼した時の費用相場    

代わりの部品が売っていない場合、自分で修理ができない場合は専門業者に頼みましょう。
依頼した場合の費用相場をまとめました。

トイレタンクに水がたまらない場合の修理費用は、約10,000円から20,000円ほどです。
部品代はものによって異なりますが、おおよそ以下のとおりで、こちらに工賃が加算されます。

・止水栓交換：約8,000円～
・ゴムフロート、ボールタップ交換：約8,000円～
・浮き玉交換：約7,000円～
・水道管のパッキン：約8,000円～

また、トイレタンク本体の交換が必要になる可能性もあります。
トイレタンクの価格は20,000円から60,000円程度、工事費用は20,000円から30,000円で、合計で40,000円から90,000円が目安です。

トラブル防止の為、事前に必ず見積もりをとって料金を把握してから修理を依頼することが重要です。

トイレタンクに水がたまらない原因と対策まとめ

トイレタンク内の水に関する不具合は、頻度が高くないので戸惑う方も多いかと思います。
本記事の通りに、原因をしっかりと把握して冷静に対処すれば必ず修理できるので、落ち着いて対応しましょう。

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