カラン・シャワー切替弁のしくみと故障原因！自分で修理する方法も解説

「カラン・シャワーの切替弁が故障したのをなんとかしたい」とお困りではないでしょうか。

カラン・シャワーの切替ができなくなった場合、切替弁という部品を交換することで、対処できます。
この記事では以下の内容について解説します。

・カラン・シャワー 切替弁の構造と役割
・カラン・シャワー 切替弁の故障原因と対処法
・カラン・シャワー 切替弁の交換方法

この記事を読めば、カラン・シャワーの切替弁が壊れた際の対処法が分かりますので、ぜひ参考にしてください。

カラン・シャワー 切替弁の構造と役割

カラン・シャワーの切替弁は、シャワーとカランを切り替えるために使われるものです。
水栓の種類ごとに構造に違いがあります。

ここでは、切替弁の構造について種類ごとに簡単に解説します。

ツーハンドル式

ツーハンドル色とはお湯と水の出し入れを操作するハンドルがそれぞれついているタイプの水栓です。
ハンドルの真ん中に切替弁があり、そこでシャワーとカランの切り替えを行っています。

サーモスタット式が登場してからはそちらが主流です。しかし、古い住宅や賃貸の場合にはまだまだ使われています。

サーモスタット式

サーモスタット式とは、レバーで温度を調整できるタイプの水栓です。
正面右側にレバーがあり、そこでシャワーとカランの切り替えができるようになっています。

カラン・シャワー 切替弁の故障原因と対処法

カラン・シャワーの切替弁の故障原因と対処法について、どのようなものがあるか解説します。

切替弁の故障原因

切替弁の故障原因はほとんどが経年劣化です。
一部強い力を加えたりすることで、故障することもありますが、年月の経過で徐々に劣化し、以下のような症状が現れます。

・水が出にくくなる
・水が止まらなくなる

原因や症状はさまざまですが、対処法は大きくは変わりません。

対処法

カラン・シャワーの切替弁の故障は、切替弁の交換で対処することが一般的です。
経年劣化するもののため、数年で故障することは珍しくありません。

ただし、10〜15年以上経過している場合は、水栓そのものの経年劣化が進んでいることもあります。その場合は、水栓ごとの交換も検討してください。
また、別の部品のパッキンが劣化している可能性もあるため、その部分も合わせて交換しましょう。

カラン・シャワー 切替弁の交換方法

カラン・シャワー切替弁の交換方法は以下の通りです。

・道具と部品の準備
・止水栓を止める
・部品を外して交換する
・止水栓を元に戻す

それぞれの手順について次で解説します。

道具と部品の準備

カラン・シャワーの切替弁を修理するための道具は以下の通りです。

・ドライバー（プラス・マイナス）
・モンキーレンチ
・切替弁

これらのものは最低限必要です。
切替弁は水栓の品番とメーカーを調べて取り寄せましょう。

止水栓を止める

切替弁の交換をする際には、止水栓を止めてください。
止水栓は水栓の下側にあります。

止水栓がない場合は、元栓を止めましょう。
マイナスドライバーで回すか手で回せるようにハンドルがついています。

部品を外して交換する

切替弁の部品を取り外します。
まずはハンドルやレバー部分を外しましょう。

マイナスドライバーを使い、キャップなどを取り外します。
また、元に戻すことを考え、手順を覚えておくことが大切です。

止水栓を元に戻す

取り替えが完了したら、部品を元に戻し、最後に止水栓を元に戻します。
止水栓を戻したら、水を出してみて水漏れや動作の不良がないか確認しましょう。

問題がなければ、作業完了です。

カラン・シャワー 切替弁まとめ

この記事では、カラン・シャワーの切替弁の仕組みや故障の原因、対処法について解説しました。
切替弁の故障は大部分が経年劣化によるもので、いずれは壊れてしまいます。

そのため、部品を交換して対処することが一般的です。
切替弁が故障して困った際にはぜひ参考にしてください。