浴槽の排水が遅いワケ｜対処法から予防策も

「浴槽の排水が遅くなったのをなんとかしたい」そうお悩みではないでしょうか。
浴槽の排水が遅くなることを放置すると、つまってしまい、対処が困難になります。

この記事では、浴槽の排水が遅くなることについて、以下の流れで解説します。

・浴槽の排水が遅い原因と対処法
・浴槽の排水が遅い！自分で直せる？業者に依頼する？
・浴槽の排水が遅くなるのを防ぐ方法

この記事を読めば、排水が遅くなった際に、どう対処すべきかわかりますので、ぜひ参考にしてください。

浴槽の排水が遅い原因と対処法

浴槽の排水が遅くなる原因は、大まかに以下の通りです。

・長い髪の毛
・石鹸カス
・固形物

上記の1つや、複数が関わっていることもあります。それぞれの原因と対処法について解説します。

長い髪の毛

浴槽の排水が遅くなる原因の1つが長い髪の毛です。
長い髪の毛は排水溝で流れにくく、徐々に蓄積してしまうことで、つまってしまいます。
特に女性の場合に注意が必要です。

ヘアキャッチャーを使い、長い髪の毛が流れないように対策しましょう。

石鹸カス

石鹸カスと皮脂が吸着したものがつまりの原因になることがあります。
皮脂と石鹸カスは排水管で徐々に蓄積され、最終的にヘドロ化してつまってしまうのです。

石鹸カスの対策として、定期的にパイプクリーナーを使いましょう。
パイプクリーナーでヘドロを溶かして流すことで、排水の詰まりを予防できます。

固形物

プラスチックのフタなどの固形物を流すとつまりの原因になります。
このような固形物は、小さなものであっても、つまりの原因になるため、流したらそのままにせず、取り出すことが大切です。

浴槽の排水が遅い！自分で直せる？業者に依頼する？

浴槽の排水が遅いだけであれば、自分で対処できる場合もあります。
ここでは、どのような場合にどう対処すべきか解説します。

自分で直せる場合

自分で直せるのは、完全につまる前でのつまりであれば、対処できるケースはあるでしょう。
具体的には、パイプクリーナーやラバーカップでの対処があります。

パイプクリーナーは液体で汚れを溶かして、つまりの原因を押し流すものです。
クリーナーを排水管に流して30分ほど経過してから、水で洗い流します。

ラバーカップは、排水管の周りを密着するように塞ぎ、何回か押し引きしながら排水管の水を押し流す道具です。
ただし、ラバーカップを使うためには、排水管周りに水をためなければいけません。

また、固形物は手で届く範囲であれば、自分で取り出すのがおすすめです。

業者に依頼する場合

業者に依頼する場合は、上記の手法を試しても改善ができなかった場合です。
排水が遅くなっている内であれば、水道業者に依頼することで、比較的簡単に対処できます。

そのため、改善がみられない場合には早めに相談しましょう。
また、業者へ依頼した際にかかる費用について詳しく紹介している

浴槽の排水が遅くなるのを防ぐ方法

浴槽の排水が遅くなるのを防ぐには、定期的な掃除を行うことが大切です。
簡単にできるものとしては以下の通りです。

・ヘアキャッチャー
・パイプクリーナー

それぞれについて、次で解説します。

ヘアキャッチャー

ヘアキャッチャーは、排水管に髪の毛が流れないようにするためのものです。
長い髪がある程度溜まったら交換することで、きれいな状態を維持できます。

パイプクリーナー

パイプクリーナーはつまりの解消だけではなく、予防にも効果的です。
使い方はつまりを解消するときと変わりません。

定期的にパイプクリーナーを使っておけば、つまる可能性はかなり少なくなるでしょう。

浴槽の排水が遅いまとめ

この記事では浴槽の排水が遅い原因や対処法について解説しました。
浴槽の排水が遅いのは、つまりの初期症状であり、放置するほど問題が大きくなります。

そのため、気づいた段階で対処することで、大事にならずに対処できるでしょう。
まずはパイプクリーナーを使ってみることから初めてみてください。