洗濯機の排水溝つまりを自分で直す！意外と簡単な対処法

洗濯機の排水溝が突然詰まってしまった！
そんな経験はございませんか？

家庭には色々排水溝がありますが、キッチンやバスルームの排水溝が詰まってしまうことはよくありますが、洗濯機の排水溝も詰まってしまう場所の一つです。
洗濯機の排水溝が詰まってしまうと排水ができず室内に水が溢れてしまうことも。

そんな時に、排水溝への対処法を知っていれば焦らず対応ができますよね。
そこで、ここでは洗濯機の排水溝つまりの原因から自分での対処法までを徹底解説します。

洗濯機の排水溝はなぜ詰まるのか？

洗濯機の排水溝が詰まる原因は様々ですが、主な原因として下記のものがあげられます。

洗濯による髪の毛や洗剤カスの詰まり

多い原因としては、洗濯をすることによって発生したゴミが詰まってしまうことです。
洗濯物の糸くずや衣服に付着した皮脂や髪の毛、洗剤カスが流れ込み、それが排水管内でヘドロ化して詰まりを招いてしまう事があります。

もし節水のためにお風呂の残り湯を使用している場合、そこに含まれている皮脂や毛髪も流すことになり、より詰まりが起きやすくなってしまいます。
そのため、詰まり防止の観点では残り湯の使用はおすすめできません。

異物の詰まり

洗濯の際に紛れ込んだ異物が流れ込むことで詰まる事もあります。
例としてはポケットに入れておいたティッシュペーパーやレシートなどをそのまま洗濯をしてしまうことです。

ティッシュペーパーやレシートは水に溶けにくいため、細かく千切れて排水溝に流れ込むことにより詰まってしまう事があります。
そのため、洗濯前には必ずポケットの中や服についた異物を取り除くことで普段から予防をしましょう。

排水管の老朽化

排水管が老朽化することにより詰まりを引き起こす可能性があります。

築年数が長ければ長いほど、内部の排水管も古くなり劣化をします。
それによりサビや汚れ、排水管の歪みなどで内部が詰まってしまう事も。

このケースであれば自分で対処することは難しいため、専門の業者に依頼をするのがおすすめです。

詰まった洗濯機の排水溝の掃除方法

洗濯機の排水溝が詰まってしまった場合、自分で掃除する事が可能です。
以下がその手順です。

1.洗濯機の電源を切る
2.排水溝周りに水が溢れている場合、水を取り除く
3.排水溝の蓋を取り外す
4.ブラシやピンセットなどを使って目にみえる詰まりを取り除く
5.洗濯機のホースやパイプを元に戻し排水溝の蓋を取り付ける。

上記の手順を踏むことで詰まりを改善する事ができます。

上記を行っても改善しなかったり、もし目に見えない排水管の内部の詰まりであれば、排水溝の蓋を外した後にラバーカップ（通称スッポン）を利用して押し流してみましょう。

また、少しでも水が流れている場合であれば、パイプクリーナーを利用して溶かしてしまうのも有効です。
どうしても改善がない場合、内部を無理に掃除すると配管を傷つけてしまうこともあるため、専門の業者に依頼するのが安心です。

洗濯機の排水溝が詰まったままだとどうなる？

洗濯機の排水溝が詰まったまま放置してしまうと様々な問題が起こってしまいます。
以下がその一例です。

・洗濯機の排水ができなくなり、室内が水浸しになってしまう
・洗濯機を利用する事ができない
・詰まりによって異臭が発生してしまう
・排水管に負担がかかり破裂してしまう
・集合住宅の場合下の階や別の部屋に迷惑をかけてしまう

このように、洗濯機の排水溝の詰まりを放置してしまうと大きなトラブルに繋がる事もあります。
そのため、もし洗濯機の排水溝が詰まった場合早めに対処をするようにしましょう。

洗濯機の排水溝詰まりまとめ

洗濯機の排水溝詰まりは、洗濯での洗剤カスや髪の毛の詰まり、異物の詰まり、建物の老朽化などが原因となります。

詰まった洗濯機の排水溝は自分でつまりの原因を取り除くことで対処ができます。
排水管内での詰まりが疑われる場合、ラバーカップやパイプクリーナーを利用することで詰まりを取り除くようにしましょう。

洗濯機の排水溝が詰まりを放置してしまうと床が水浸しや異臭の発生、排水管の破裂などの問題が起こる可能性があります。
自分で対処できる方法を覚えておき、焦らず冷静に対処をしましょう。