水道からポタポタと水漏れが止まらない…原因や具体的な直し方を詳しく解説！

水道の蛇口から何だか水がポタポタと垂れていて気になっていませんか？
しっかりと水を止めているのに、ずっと水がポタポタと垂れ続けている状況はもう水漏れです。

そのまま放置していると、水道代が高くなってしまったり水が垂れ続けることでシンクが錆びやすくなってしまったりと何かしら環境的に悪いことが起きてしまう恐れが出てくるかもしれません。
今回は水道からポタポタと水漏れが止まらない場合の、原因や具体的な修理の仕方などについて詳しく解説していきますので、皆さんもチェックしてみてください。

水道のポタポタ水漏れが止まらないとどうなる？

水道のポタポタ水漏れをそのまま放置していると、何かしら不都合や悪いことが起きてしまいます。
パッと思いつくのは水道代が上がることになりますが、それ以外にも深刻なトラブルが起きる可能性もあります。

カビやダニの発生

水漏れをそのまま放置していると、室内や家自体の湿度が上昇して高くなるといったことも出てくるでしょう。
長いこと水漏れを放置した結果、家の基礎や柱といったところが腐食してしまったり、カビが発生することが出てきます。

これら以外にも湿度上昇により、カビが発生してしまうこともあるのです。
カビが発生してしまうと、健康被害に発展したり、そのカビをエサとするダニも発生します。

漏水による階下への水漏れトラブル

マンションなどの集合住宅の場合、自室での水漏れだけで済まずに下の階の部屋にまで水漏れしてしまうケースも心配されますので注意が必要です。
水漏れを長い間放置した結果、下の階にまで漏水してしまいカビが発生したり、部屋の中の家電製品や家具をカビさせた原因を作ったとして、賠償問題に発展する可能性もあります。

慰謝料請求や賠償問題になったり、いづらくなり引っ越さざるを得ないといったケースになりかねません。

水道のポタポタ水漏れが発生する原因とは？

水道のポタポタ水漏れの原因は主に3つあります。
ここではその内容を具体的に解説していきますので、皆さんも参考にしてみてください。

接続部分の緩み

水道の蛇口の接続部分のナットやネジが緩んでしまっていると、そこから水漏れが起きている可能性があります。
どこかしら緩んでいるところがないか、確認して緩んでいる箇所は閉めましょう。

長年使用していると、本体と付け根部分が緩んでいるケースも少なくありませんので、一度確認してみてください。

パッキン・カートリッジの劣化

水道の設置から10年以上経過していると、接合部分のすき間を埋めるためのパッキンが劣化していてそこから水漏れが発生していることがあります。
このパッキンはゴム製であることがほとんどですので、経年劣化によりゴムが裂けたり割れたりボロボロになってしまうことがあります。

また水漏れなどをしないように、止水する役割のカートリッジも経年劣化により削られて機能しなくなるケースも多いので、注意しましょう。

サビが発生したりゴミが詰まっている

パッキンのまわりにゴミがついていたり、さびていてその隙間から水漏れが起きていることがあります。
蛇口内が錆びることはあまりありませんが、パッキンがサビで劣化したりゴミが挟まってそこから水漏れが起きることがあります。

自分でできる！水道のポタポタ水漏れの直し方

水道のポタポタ水漏れは自分で直すことができる場合が多いです。
上記で説明しました原因別で解説していきます。

ナットなどを締める

ナットやネジなどが緩んでいるのなら、モンキーレンチを使って緩みを直すことができます。
モンキーレンチのあごの部分がナットの大きさに合うものを用意して締めていきましょう。

このあごのサイズが合っていないと部品を壊したり、痛める原因になってしまいます。

パッキン・カートリッジの交換

古くなったパッキン・カートリッジは交換することで解決します。
ホームセンターなどで適正サイズのものを購入して古いものと付け替えます。

もし水漏れが起きた際は、大事にならないうちに対処するようにしてください。