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玄関ドアの防犯ガラスとは?選び方と導入のポイント
玄関ドアに使用されるガラスは、防犯性能を重視することが非常に重要です。侵入者が窓やガラス部分を割って室内に侵入するケースが多いため、防犯ガラスを取り付けることで、家の安全性を大きく高めることができます。この記事では、玄関ドアに防犯ガラスを導入する際のメリットや選び方、設置のポイントについて解説します。
防犯ガラスとは?
防犯ガラスは、一般的なガラスに比べて割れにくく、侵入犯罪を防ぐために設計された特殊なガラスです。ガラスの間にポリビニルブチラール(PVB)などの強靭な中間膜が挟まれており、衝撃を受けてもすぐには割れず、侵入者が割って室内に侵入するのを遅らせる効果があります。
防犯ガラスの構造
防犯ガラスは通常、2枚のガラスの間に中間膜を挟み込んだ「合わせガラス」という構造をしています。この中間膜が割れたガラスの破片をつなぎ止めるため、ガラスが割れても飛び散ることがなく、侵入を物理的に阻止できます。さらに、この中間膜の厚みや枚数を増やすことで、強度をさらに高めることが可能です。
防犯ガラスを玄関ドアに導入する3つのメリット
玄関ドアに防犯ガラスを取り付けることで得られる主なメリットは以下の通りです。
1. 侵入を遅らせる
防犯ガラスは、通常のガラスに比べて割れにくいため、侵入者がガラスを割って侵入しようとする時間を大幅に遅らせます。犯罪者は、侵入に時間がかかるほど犯行を諦める傾向が強いため、防犯ガラスは有効な抑止力となります。
2. 防音効果・断熱効果
防犯ガラスは、単に防犯性能だけでなく、音を遮る防音効果や断熱効果も備えています。ガラスが2枚重ねになっているため、外部からの騒音を減らし、室内の快適さを保つことができます。また、断熱性が高いため、冷暖房の効率が向上し、エネルギーの節約にもつながります。
3. 安全性の向上
防犯ガラスは、万が一割れた場合でも、破片が飛び散ることがなく安全です。特に、小さなお子さんやペットがいる家庭では、ガラスが割れた際のケガのリスクを低減できる点が大きなメリットです。
防犯ガラスの選び方
防犯ガラスを玄関ドアに導入する際には、いくつかの選び方のポイントがあります。自宅の安全性を確保するために、以下の点を考慮しましょう。
1. 防犯性能の等級を確認
防犯ガラスには、防犯性能を示す「CPマーク」(Crime Prevention)という基準があります。このCPマークは、警察庁などの公的機関が推奨する防犯基準を満たした製品に付けられており、防犯性能が高いことを保証しています。玄関ドアに使用するガラスは、このCPマークが付いているものを選ぶと安心です。
2. ガラスの厚さ
防犯ガラスは、ガラスの厚さが厚いほど防犯性能が高まります。一般的には、中間膜の厚みが1mm以上のものが推奨されています。厚いガラスは割れるまでに時間がかかり、より高い防犯効果を発揮します。
3. デザイン性
防犯性能だけでなく、玄関ドアのデザインにもこだわりたい場合は、デザイン性の高い防犯ガラスも選べます。曇りガラスや模様入りの防犯ガラスを選ぶことで、プライバシーを保ちながらも、デザイン性を損なわずに安全性を高めることができます。
4. 窓部分の大きさや配置
玄関ドアにガラスが使用されている部分が大きいほど、防犯ガラスの必要性が増します。また、ガラスがドアの中央や低い位置にある場合、侵入リスクが高まるため、こうした部分には強力な防犯ガラスを導入することが推奨されます。
防犯ガラスの導入費用
防犯ガラスを玄関ドアに取り付ける際の費用は、ガラスの種類やドアのサイズ、施工の難易度によって異なります。一般的な費用の目安は以下の通りです。
- 防犯ガラス(1枚)の費用: 1万〜5万円
- 施工費用: 1万〜3万円
- 総費用: 2万〜8万円
特殊なデザインやサイズによっては、さらに高額になる場合もあります。また、防犯ガラスを複数枚設置する場合は、費用も増加します。
防犯ガラスの設置時の注意点
防犯ガラスを玄関ドアに設置する際には、いくつかの注意点もあります。以下のポイントを押さえて、最適な導入を行いましょう。
1. 専門業者に依頼する
防犯ガラスの設置は、正確な取り付けが求められるため、信頼できる専門業者に依頼することが重要です。施工のミスがあると、防犯性能が十分に発揮されない可能性があります。また、業者に見積もりを依頼して、施工費用や作業内容を確認しておくと安心です。
2. 他の防犯対策との併用
防犯ガラスだけでなく、玄関ドア全体の防犯対策を強化することも大切です。例えば、防犯性能の高い錠前や補助錠、監視カメラ、センサーライトなどを組み合わせて使用することで、さらに防犯効果を高めることができます。
3. 定期的なメンテナンス
防犯ガラスも経年劣化が進むと、ガラスや中間膜が劣化する可能性があります。長期間使用していると、防犯性能が低下することがあるため、定期的に点検し、問題があれば交換や修理を行いましょう。
まとめ
玄関ドアに防犯ガラスを導入することで、侵入犯罪のリスクを大幅に減らすことができます。割れにくく、侵入を遅らせる効果があるため、特に防犯性を重視する家庭や店舗に適した選択肢です。ガラスの選び方や費用を考慮しつつ、信頼できる業者に依頼して、安全性とデザイン性を兼ね備えた玄関ドアを実現しましょう。
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