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ワイヤー入りガラスがひび割れた場合の対処法と注意点
ワイヤー入りガラスは、通常のガラスよりも強度や防火性が高いため、住宅やビルなどの安全性を高めるために多くの場所で使用されています。しかし、強度が高いワイヤー入りガラスでも、何らかの衝撃や経年劣化によりひび割れが発生することがあります。この記事では、ワイヤー入りガラスにひびが入った場合の対処法や、修理・交換に関するポイントを詳しく解説します。
ワイヤー入りガラスとは?
ワイヤー入りガラスは、ガラスの中に金属製のワイヤーメッシュを埋め込んだガラスで、主に防火性や防犯性を高める目的で使われます。ガラスが割れたとしても、ワイヤーがガラスの破片を保持するため、飛び散ることを防ぎ、二次災害のリスクを軽減する効果があります。
ワイヤー入りガラスの特徴
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防火性能
火災時に高温でガラスが割れても、ワイヤーが残って遮断機能を果たし、延焼を遅らせることができます。 -
防犯性能
ワイヤーがあることで、簡単に割れないため、侵入を防ぐ効果が期待されます。 -
安全性
割れた場合でも、ワイヤーがガラス片を保持するため、破片が飛散しにくく、ケガのリスクを減らします。
ワイヤー入りガラスのひび割れの原因
ワイヤー入りガラスは強度が高いものの、いくつかの要因でひび割れが発生することがあります。
1. 外的衝撃
最も一般的な原因は、強い衝撃によるものです。物がぶつかったり、何か重いものが落ちた場合などにガラスが割れることがあります。通常のガラスに比べてワイヤー入りガラスは割れにくいですが、完全に防ぐことはできません。
2. 温度変化
ワイヤー入りガラスは、急激な温度変化に弱い性質を持っています。特に、夏場の高温や冬場の冷え込みなど、温度差が大きい環境下で、ガラスが膨張・収縮する際にひびが入ることがあります。特にガラスの外側と内側の温度差が激しい場合、応力が加わり割れやすくなります。
3. 経年劣化
長期間使用されているガラスは、内部に疲労が蓄積し、ひび割れが発生しやすくなります。ワイヤー入りガラスも例外ではなく、特に古い建物では経年劣化による割れが見られることがあります。
ひび割れたワイヤー入りガラスのリスク
ワイヤー入りガラスがひび割れた場合、そのまま放置すると以下のリスクが考えられます。
1. 安全性の低下
ひび割れたガラスは、その状態が悪化する可能性があります。特に、大きなひび割れがある場合や、複数箇所に亀裂が広がっている場合は、ガラス全体の強度が低下し、ちょっとした衝撃で大きく破損する恐れがあります。
2. 防火・防犯性能の低下
ひび割れが発生すると、ワイヤーが露出しやすくなり、ガラス自体の防火性能や防犯性能が低下することがあります。特に火災や侵入に対しての安全性が損なわれるため、早めに対策を取ることが重要です。
3. 視覚的な問題
ひび割れたガラスは、見た目にも美観を損ないます。住宅や店舗などでは、顧客や住人に悪い印象を与える可能性があるため、早めの修理が推奨されます。
ワイヤー入りガラスがひび割れた場合3つの対処法
ワイヤー入りガラスにひびが入った際の対処法には、修理と交換の2つの選択肢があります。どちらが適しているかは、ひび割れの大きさや状況によって異なります。
1. 応急処置
ひび割れが小さい場合、応急処置として防水テープやシーリング剤を使って、ひび割れ部分を一時的にカバーすることができます。ただし、これはあくまで一時的な処置であり、根本的な解決にはなりません。
2. ガラスの交換
ひび割れが大きい場合や、ガラス全体が劣化している場合は、ガラスを交換することが最善策です。ワイヤー入りガラスは特殊な構造をしているため、通常のガラスよりも交換に費用がかかることがありますが、建物の安全性を考慮すると適切な対策です。
3. 業者に依頼する
ワイヤー入りガラスの交換や修理は専門的な技術を要するため、信頼できるガラス業者に依頼することが推奨されます。プロの業者であれば、ガラスの種類や設置環境に合わせた適切なアドバイスを受けることができます。
ワイヤー入りガラスの交換費用
ワイヤー入りガラスの交換費用は、窓の大きさや設置環境によって異なります。一般的な費用相場は、1枚あたり2万〜5万円程度が目安です。ただし、特殊なサイズや形状のガラスの場合は、これ以上の費用がかかることもあります。また、防犯性能や防火性能が求められる場所では、さらに高性能なガラスが必要になるため、費用が増加する可能性があります。
ひび割れを防ぐための対策
ワイヤー入りガラスのひび割れを防ぐためには、いくつかの予防策が考えられます。
1. 急激な温度変化を避ける
ガラスは急激な温度変化に弱いため、エアコンの風が直接当たる場所や、窓際にヒーターを設置することは避けましょう。また、ガラスに直射日光が長時間当たる場所では、カーテンやブラインドを利用して温度差を緩やかにすることが有効です。
2. 定期的な点検
定期的に窓ガラスを点検し、小さなひび割れや劣化を早めに発見することが大切です。早期に問題を発見できれば、修理費用やリスクを最小限に抑えることができます。
まとめ
ワイヤー入りガラスは強度や安全性に優れたガラスですが、ひび割れが発生した場合には早めの対策が必要です。ひび割れが大きくなる前に応急処置や専門業者による交換を検討し、建物全体の安全性を維持しましょう。
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