受付時間/7:00〜24:00
車のガラス修理を自分で行う方法と注意点
車のフロントガラスやサイドガラスに小さなひび割れができた場合、自分で修理することが可能です。特に飛び石による小さなひび割れや傷であれば、専用の修理キットを使って修理することで、ガラス交換のコストを抑えられます。ただし、修理が可能な範囲や、自分で行う際の注意点をしっかり理解しておくことが重要です。この記事では、車のガラス修理を自分で行う方法、必要な道具、そして注意点について解説します。
自分で修理できる範囲
ガラスのひび割れや傷は、種類や場所によって修理の難易度が異なります。以下のような状況であれば、自己修理が可能です。
1. 小さなひび割れ(直径2〜3cm以内)
飛び石などで生じた小さなひび割れ(500円玉程度の大きさ)は、樹脂を注入して補修する方法で修理できます。ひび割れが広がる前に修理することで、ガラス交換を回避できます。
2. ひび割れがガラスの中央にある場合
フロントガラスの端にひびがある場合は、修理が難しいため、交換が必要です。ひび割れがガラスの中央部分にある場合は、修理キットでの補修が有効です。
3. 放射状のひび割れがない場合
ひび割れが放射状に広がっている場合は、修理が難しいため、ガラスの交換を検討する必要があります。
自分で修理するための道具
車のガラス修理に必要な道具は、**「ウィンドウリペアキット」**と呼ばれる専用キットを使用します。これらはカー用品店やオンラインショップで手軽に購入でき、価格は1,500円〜5,000円程度です。一般的に以下の道具が含まれています。
1. 修理キットの内容
- 樹脂液:ひび割れに注入して固めるための透明な樹脂。ひびを埋め、目立たなくする効果があります。
- 注入ツール:樹脂をひびに均等に注入するための器具。
- 硬化フィルム:樹脂を注入後、硬化させるために使用。
- ブレードやカミソリ:余分な樹脂を削り取るための道具。
- 紫外線ライト(または太陽光):樹脂を硬化させるために使用。
修理手順
1. 準備と清掃
ひび割れ部分をきれいにすることが重要です。ガラスにホコリや汚れがあると、修理がうまくいかないことがあります。修理部分を水で拭き、乾いた布でしっかり拭き取ります。
2. 修理キットの取り付け
注入ツールをひび割れの中心にしっかりと固定します。ガラスと注入器が密着するようにし、空気が入らないように注意します。
3. 樹脂の注入
キットに付属の樹脂を注入器を使ってひび割れ部分に流し込みます。樹脂がひびの奥まで行き渡るように、説明書に従って慎重に行いましょう。
4. 紫外線で樹脂を硬化
樹脂を流し込んだ後は、紫外線を当てて樹脂を硬化させます。キットに紫外線ライトが付いている場合はそれを使用し、なければ直射日光に数時間当てて硬化させます。樹脂が完全に固まるまで、ガラスに触れないようにします。
5. 余分な樹脂を削る
樹脂が完全に硬化したら、ブレードやカミソリでガラス表面の余分な樹脂を削り、滑らかに仕上げます。ガラス面をきれいに拭いて作業完了です。
自分で修理する際4つの注意点
自分でガラスを修理する際には、いくつかの注意点があります。適切に作業を行わないと、ひび割れが再発したり、修理後の見た目が悪くなったりすることがあります。
1. 修理キットの選び方
修理キットによって性能や使い勝手に差があります。口コミやレビューを参考に、信頼できる製品を選ぶことが大切です。特に、樹脂の品質や紫外線硬化装置がしっかりしているものを選びましょう。
2. 修理できないケース
ひび割れが大きい場合や、ガラスの端まで広がっている場合、自分で修理するのは危険です。このような場合はプロに依頼し、ガラスの交換を検討することをおすすめします。特に視界に影響が出るようなひび割れは、安全面でも早めの対応が必要です。
3. 完全には元に戻らない
修理キットで修理した場合、ひび割れが目立たなくなることは期待できますが、完全に新品の状態に戻るわけではありません。修理後もひびがうっすら残ることがありますが、ひび割れの広がりを防ぐためには十分効果的です。
4. 天候や環境に注意
修理作業は晴れた日や風が少ない日など、作業環境が整っている時に行いましょう。湿気や雨の多い日に作業を行うと、樹脂がきちんと硬化しない可能性があります。また、気温が極端に低いと樹脂の流れが悪くなるため、温暖な環境で作業するのが理想的です。
プロに依頼すべきケース
自分で修理が難しい場合や、ひび割れが大きい場合、フロントガラスの交換が必要になります。以下の場合は、プロに依頼する方が安全で確実です。
- ひび割れが大きい(直径3cm以上)
- ひびがガラスの端まで達している
- 複数箇所にひび割れがある
- 修理後もひびが広がっている
フロントガラス交換は、費用がかかることが多いですが、早めに対応することで安全性が確保されます。特に車両保険に加入している場合、保険を使って交換費用をカバーできる可能性もありますので、事前に確認しておきましょう。
まとめ
車のガラスに小さなひび割れができた場合、自分で修理キットを使って修理することが可能です。修理キットは比較的安価で、簡単に使用できるため、飛び石による小さなひび割れの修理に適しています。しかし、ひび割れが大きい場合や、ガラスの端まで達している場合は、プロに依頼することが必要です。修理後も安全な運転を心がけ、ひび割れが広がる前に適切な対策を取りましょう。
今のお困りごとは
何ですか?
trouble
-
鍵開け・交換
- 鍵の開錠 7,700円〜
- 鍵の開錠や修理、交換、合鍵作成、新規取付などはお任せください。実績豊富な鍵のプロが駆付け、あらゆる鍵のトラブルを解決。万が一解決しなかった場合は料金はいただきません。
-
ガラス修理・交換
- ガラス交換 17,600円〜
- ガラスの修理や防犯ガラスなどへの交換はもちろん、サッシの調整や網戸の張替えなども幅広く対応。状況によっては即日交換が可能な場合もございますので、お早めにご相談ください。
-
水道修理・工事
- つまり修理 8,800円〜
- トイレやお風呂、キッチン、洗面所、蛇口、屋外の水栓柱など、あらゆる水まわりのトラブルを解決いたします。水道修理のプロがスピーディーに駆付け、適正料金でご案内します。
※1.お住まいの地域によって対応サービスが異なる場合がございます。ご不明な点がございましたらお電話にてお問い合わせください。
※2.上記料金は目安です。ご依頼内容によって変動する場合がございますので、予めご了承ください。