ジャロジー窓ってどんな窓？メリットや交換費用も解説！

暑い夏や湿気の多い季節において、室内の快適さを保つために重要なのが窓の選び方です。

今回は、風通しの良さとデザイン性で注目されるジャロジー窓について、その特徴やメリット、交換費用について解説します。

この記事のポイントは以下の通りです。

・ジャロジー窓とは？

・ジャロジー窓のメリット・デメリット

・ジャロジー窓へ交換にかかる費用相場

順を追って解説していきます。

ジャロジー窓とは？

ジャロジー窓は、水平の羽板（はいた）が並んでいる独特のデザインの窓です。

羽板は、ハンドルを回すことで開閉ができ、角度を調節することで風の通り具合を調整できます。

羽板はガラスやアルミ、木など様々な素材で作られており、見た目のバリエーションも豊富です。

日本では、特に古い住宅やビルに多く見られますが、最近ではリフォームや新築の際にも人気が再燃しています。

ジャロジー窓は、もともとは暑い気候の地域で使用されていました。

窓を開けても雨が入りにくく、風通しを良くする機能が評価されていました。

そのため、日本の夏の蒸し暑さに対しても非常に効果的です。

さらに、プライバシーを保ちながらも、自然の風を取り込むことができるので、現代の住宅にも適しています。

ジャロジー窓のメリット・デメリット

メリット1：風通しが良い

ジャロジー窓の最大の特徴は、その風通しの良さです。

羽板を調整することで、室内に風を取り込む量を自在にコントロールできます。

これにより、室内の空気を常に新鮮に保つことが可能です。

メリット2：プライバシーの確保

羽板の角度を調節することで、外からの視線を遮りつつ、光や風を取り込むことができます。

これにより、プライバシーを保ちながら快適な室内環境を実現できます。

メリット3：雨の日でも換気ができる

羽板を少し開けるだけで、雨が入らないようにしつつ換気ができます。

これは特に日本の梅雨時期に大きなメリットとなります。

メリット4：デザイン性

ジャロジー窓は、その独特なデザインが魅力です。

モダンなインテリアにも合いやすく、おしゃれな空間を演出できます。

デメリット1：断熱性能が低い

ジャロジー窓は、一般的な窓に比べて断熱性能が低いです。

そのため、冬場は冷気が入りやすく、夏場は熱がこもりやすいという問題があります。

デメリット2：防犯性が低い

羽板が薄いため、ガラスが破られやすく、防犯面でのリスクが高いです。

特に1階部分に設置する場合は、防犯対策が必要です。

デメリット3：メンテナンスが必要

羽板や開閉機構が多いため、メンテナンスが必要です。

定期的に掃除をしないと、埃や汚れが溜まりやすくなります。

ジャロジー窓へ交換にかかる費用相場

ジャロジー窓の交換にかかる費用は、窓のサイズや素材、取り付ける場所によって異なります。

一般的な費用相場としては、以下のようになります。

小型の窓（50cm x 50cm程度）

材料費：1万円〜2万円

工賃：1万円〜3万円

合計：2万円〜5万円

中型の窓（100cm x 100cm程度）

材料費：2万円〜4万円

工賃：2万円〜5万円

合計：4万円〜9万円

大型の窓（150cm x 150cm程度）

材料費：3万円〜6万円

工賃：3万円〜7万円

合計：6万円〜13万円

これらの費用はあくまで目安であり、実際の費用は業者や地域、使用する材料によって異なります。

また、古い窓の撤去や新しい窓の設置にかかる追加費用が発生する場合もあります。

交換を検討する際には、複数の業者から見積もりを取るようにしてください。

また、断熱性や防犯性を向上させるためのオプションも確認しておくと良いでしょう。

例えば、断熱ガラスや防犯ガラスを選ぶことで、快適性や安全性を高めることができます。

まとめ

最後に、ジャロジー窓の交換を通じて、風通しの良い快適な住環境を手に入れることができます。

費用はかかりますが、その分の価値がある投資と言えるでしょう。

ぜひ、自宅の窓を見直し、ジャロジー窓の導入を検討してみてください。