LIXILの内窓「インプラス」とは？メリット・デメリットを詳しく解説

窓の断熱性や防音性に悩んでいませんか？インプラスは、これらの問題を解決する画期的な方法です。

しかし、多くの人がその具体的な効果について十分に理解していないのが現状です。本記事では、インプラスの効果について詳しく解説します。

本記事を読むことで、インプラスのメリットを最大限に活用し、快適な住環境を実現するための知識が得られるでしょう。

LIXILの内窓「インプラス」とは？

LIXILの内窓「インプラス」とは、窓の内側に取り付けるタイプの内窓のことを指します。既存の窓に取り付けることで、断熱性や防音性を向上させることが可能です。

公式サイトによると取付時間は1窓あたり約60分、もちろんマンションにも取付け可能です。

インプラスを導入するメリットとは

インプラスを導入することで、「断熱効果」「結露軽減」「遮音効果」「UVカット」「侵入抑止効果」「経済性」の6つのメリットがあります。

断熱性の向上

インプラスを窓の内側に取り付けることで、室内の熱が外に逃げにくくなります。
これにより冬場は暖房効率が向上し、夏場は室内の冷気が外に逃げるのを防ぎ、結果として光熱費の節約につながるでしょう。

結露軽減

新たな気密層を形成する既存の窓とインプラスの組み合わせは、室内外の断熱性を向上させます。

外気の影響を受けにくくなり、結露を劇的に抑え、手入れも簡単に！
快適な日々をお届けします。

遮音効果

空気の層が防音の役割を果たし、不快な音を軽減します。
空気の層は、単に断熱効果だけでなく、外部からの騒音を遮断し、室内で発生する音が外部に漏れるのを防ぐ防音壁としても機能するのをご存知ですか。

人の耳は、音量が10dB下がると音が半減したように感じると言われており、この効果により、快適で静かな居住環境を実現します。

UVカット効果

「Low-E複層ガラス」が紫外線をブロックします。
紫外線は、人体や居住空間に悪影響を与える電磁波です。

肌の日焼けやカーテンや家具の色あせの原因になることがありますが、「Low-E複層ガラス」は、一般の複層ガラスよりも優れた紫外線カット効果を持っており、紫外線対策に最適です。

侵入抑止効果

インプラスを取り付けることで、二重のロック構造の実現が可能です。
また、窓が二重構造になっている住宅は、侵入までに時間がかかるため、侵入者をあきらめさせる心理的な効果も期待できます。

さらに、「安全合わせガラス」と呼ばれる特殊な中間膜を二枚のガラスの間に挟むことで、耐貫通性が向上。
これにより、こじ開けやガラスの破壊からの侵入を防ぐことができます。

経済性

断熱性能が向上し、暖冷房費を削減が可能です。
窓は家の中で熱の出入りが大きい箇所の一つです。

窓の断熱性能が高まると、住まい全体の断熱性能も向上し、結果として毎月の暖冷房費を約1,670円節約に！
インプラスはお財布にもうれしい効果をもたらします。

インプラスを導入するデメリットとは

インプラスを導入する際には、以下のようなデメリットも。
事前によく確認して納得の上で、契約をするようにしましょう。

費用の負担

インプラスの導入には、どうしても初期費用がかかります。
他の内窓と比較して、価格がやや高い傾向がありますが、一方でその分性能や耐久性が高いことも事実です。

取り付け工事の必要性

インプラスを取り付けるには、専門の業者による工事が必要です。
そのため、居住スペースに導入する場合は、その点を考慮し計画的に工期を組む必要があります。

部屋のレイアウトの変更

窓の内側にインプラスを設置することで、窓辺のスペースが制限される場合があります。
事前にメーカによく相談をしましょう。

メンテナンスの必要性

インプラスは定期的なメンテナンスが必要です。
特に、ガラス面の清掃や動作部品の点検が重要で、定期的なメンテナンスを怠ると、機能の低下や劣化が進み、長期的な利用に支障をきたす可能性があります。

しかし、デメリットで挙げた部分も事前の取り付け業者やメーカーとの事前相談で解決が可能です。
まら、年間を通して電気代を抑えることができるため、初期費用は多少かかりますが長期的に考えればコストもお得になるかもしれません。

まとめ

インプラスの効果は、断熱性と防音性の向上、結露の減少、省エネ効果など多岐にわたります。インプラスの効果を活用することで、快適な住環境を実現できます。

これらの効果を実感するために、ぜひインプラスの導入を検討してみてください。あなたの住まいをより快適にし、エネルギー効率を高める一歩を踏み出しましょう。