【修理費用も】リアガラスとは？熱線との関係や割れる原因について徹底解説！

リアガラスは車の後方についているガラスを指します。
フロントガラスとは異なり、多少のヒビや傷などが入っても問題はありません。

しかし、放置していると被害が大きくなることは避けられないでしょう。
本記事では、リアガラスの熱線にかかる修理費用について解説します。

リアガラスとは？熱線の関係性も

リアガラスとは、自動車の後部に設置されたガラスパネルのことです。
名前の由来は、英語で「rear glass」から来ており、車の後ろに位置することから呼ばれており、車内の乗員や荷物を外部の環境から保護する役割を果たしています。

リアガラスは一般的に強化ガラスやフロートガラスなどの特殊なガラスで作られています。
強化ガラスは、熱や衝撃に強く、万が一割れても小片に砕けることなく、安全性が高いことが特徴です。

一部の車種では、リアデフォッガーやワイパー、雨センサーなどの装備が付いており、視界を確保しやすくするための機能が備わっています。

リアガラスの横線は熱線！

リアガラスについている横線は、なんと熱線です。
正式名を「リアウインドウ・デフォッガー」といい、この電熱線の熱によって、リアガラスの結露を解消して視界をクリアにする装備です。

エアコンがあれば、車内の湿度、気温をしっかりコントロールできるため、都市部では使ったことがない、なんて方も少なくないでしょう。

コンソールパネルやエアコンスイッチのそばにON/OFFスイッチが付いていますので、いざという時にすぐに使えるように覚えておきましょう。

ただし、リアウインドウ・デフォッガーは、消費電力が大きいため、長時間使い続けるとバッテリーあがりの原因になります。
リアガラスの曇りが取れたらすぐにオフにするなど、注意しながら使うようにしましょう。

リアガラスが割れる原因とは？

リアガラスが割れる原因はさまざまですが、その中でも最も一般的なのは以下のようなものがあります。

外部からの衝撃や落下

車の後ろに位置するため、リアガラスは他の車両や物体との接触、あるいは物が落下するなどの外部からの衝撃によって割れることがあります。
駐車場での接触や荷物の積み下ろし中に起こることも。

温度変化

特に温度の急激な変化は、リアガラスの割れの原因となります。
例えば、暑い日に急に水をかける、冬季に急激な温度変化が起こるなど、ガラスの熱膨張と収縮によるストレスが生じ、割れることがあります。

小石によるヒビ

高速道路などを運転していると、小石が飛んできてしらぬまにリアガラスに小さなヒビが入ってしまうなんてことも珍しくありません。
ヒビを放置することでガラスの強度が落ち、なんらかの小さな衝撃により突然割れてしまうなんてことも。

リアガラスの修理にかかる費用相場

リアガラスの修理にかかる費用は、様々な要因によって異なります。
一般的な費用相場を以下にまとめました。

小さなヒビや割れの修理の場合

1万円から3万円程度が一般的です。
修理の複雑さやヒビの大きさ、技術的な要求によって価格が変動するので注意が必要です。

また、ガラスコーティングや保護フィルムの費用が別途かかることもあります。

リアガラス全体の交換が必要な場合

車種やガラスの種類によって費用は変動しますが、一般的には3万円から10万円以上が相場と言えるでしょう。
リアガラスの取り外しと取り付け、新しいガラスの購入費用、シーリングや接着剤、作業時間などが費用に含まれます。

その他のオプション

修理費用には、追加のサービス料金が含まれる場合があります。
また、一部の自動車保険会社はリアガラスの修理や交換をカバーする場合がありますが、保険の適用条件や自己負担額を確認する必要があるでしょう。

上記の確認漏れや、悪徳業者の手口によるトラブルも増えているようです。
トラブルを避けるために、修理をする際は

・複数業者から見積もりを取り相場を知る
・契約前に追加オプションはかからないかよく確認する
・口コミサイトを見て業者の評判をチェックする

などを行いましょう。

安価な修理費用だけでなく、品質や信頼性、修理後の保証なども考慮して適切な修理店を選択することが重要です。

まとめ

リアガラスの熱線は、車内の温度を管理するために重要な役割を担っています。
万が一、リアガラスが割れた場合は、専門のガラス業者へ依頼して速やかに修理をおこないましょう。