お風呂にすりガラスは目隠しにならない？おすすめの対策もご紹介！

「お風呂でゆっくりくつろぎたいのに、外からの視線が気になる…」

そんな悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか？
特に、2階や角部屋にお住まいの方にとっては、お風呂タイムが憂鬱になってしまうこともあるでしょう。

しかし、そんなお悩みも、すりガラスを使えば解決できます！
すりガラスは、外からの視線を遮りつつ、採光は確保できるという、まさに画期的なアイテムです。

この記事では、お風呂にすりガラスを取り入れるメリットや目隠しの方法など詳しく紹介します。
すりガラスで、快適なくつろぎ空間を実現しましょう！

お風呂の目隠しにすりガラスは有効？

外に面した家屋の浴室の窓は、覗き被害も気になる箇所です。
目隠しのためにすりガラスを使用したい人もいるかもしれません。

すりガラスとは表面に砂を吹き付けて加工したもので、中が見えにくいガラスです。
光の取り入れ方もふんわりと淡くなるので、家屋の窓に好んで使う方もいます。

しかし、もし今から取り付けるのであれば、浴室の窓にすりガラスはあまりおすすめできません。
その理由はすりガラスの弱点にあります。

水に濡れると透けて見える

すりガラスの最大の弱点は、水に濡れるとガラスが透けてしまうことです。
内側から濡れる分には問題ありませんが、加工面が濡れてしまうと中が透けます。

浴室の窓は決して透けて見えていい箇所ではないので、すりガラスでの目隠しはおすすめできません。
交換する場合には濡れや衝撃に強いフロストガラスがよいでしょう。

フロストガラスへの交換は窓の面積にもよりますが3万円程度からです。
悪戯などで割られたりしない場合は半永久的に使えるので良い投資ともなるでしょう。

すりガラスは不安な方へ！お風呂には目隠しシートがおすすめ

お風呂の窓はすりガラスでは覗き見対策ができているとは言えません。
濡れると透けてしまうので、防犯面ですりガラスには問題があります。

ではどのような対策をとって浴室の窓を目隠しすればよいのでしょうか？

目隠しシートを貼り付ける

浴室の窓には目隠しシートを貼り付けるといいでしょう。
目隠しシートとは窓の内側から貼るシートです。

これによって、外から見たときに浴室の中は乳白色のフィルムに覆われて、決して中を見ることができません。
中から見たときには外光を淡く取り込む微妙な透け感があり、心地よい雰囲気を保つことができます。

目隠しシートは覗き見対策には最高の方法です。
しかし窓の面の特徴（凹凸など）によっては貼り付けができないこともあります。

ブラインドカーテンを使う方法も

お風呂の目隠しには、ブラインドカーテンを使ってもよいかもしれません。
目隠しシートの方が簡単で効果も十分ですが、ブラインドカーテンを設置することも可能です。

設置にはやや複雑な作業が必要とされるのでプロに依頼した方がいいでしょう。
一旦設置してしまえば目隠し効果も抜群で、長く使えるので、良い選択です。

ただし目隠しブラインドは費用的に目隠しシートよりも高価であることと、掃除がしにくいことや壊れやすいといったデメリットもあります。

賃貸の場合でもお風呂場の目隠しは可能？

マンションやアパートなど賃貸物件はオリジナルの状態に造作を加えることが基本的に許されません。
借主はその物件を出るときに「原状回復」といって、すべてをもとの状態に戻す義務があります。

床板や壁紙の破れの修繕費を求められるのも、この理由からです。
では、お風呂の目隠しのために目隠しシートを貼ったときはどうなのでしょうか？

シートを外せば問題なし

目隠しシートは原状回復時にシートを外してしまえばそれでOKです。
もちろん何か瑕疵があって窓を割ってしまった場合にはその分の費用を出さなければなりませんが、目隠しシートを貼るくらいで大きな問題が生じることは考えにくいでしょう。

そして仮に退去時に外し忘れたからといって、何かしらの請求を受けることはないと思われます。
簡単な造作とも言えないようなものなので、安心して貼り付けてしまえばいいでしょう。

昔から覗き対策として使われているすりガラスですが、今では上位のフロストガラスという製品も登場してきて、なかなか今でも有用な窓であるとは言えなくなってきました。
浴室の窓にプラスワンの対策を行うならば、目隠しシートが基本的には推奨されます。

まとめ

お風呂場にすりガラスを採用している方は、目隠しシートなどで目隠しをしましょう。
仮に賃貸の場合でも、退居時に目隠しシートを外せば問題はないので、覗き見対策をおこなうことが大切です。