ルーバーガラスの交換価格とは？自分で外す方法も

ルーバーガラスは、近年人気が高まっているガラスです。
風通しや採光をコントロールしながら、目隠しにもなる優れものです。

しかし、いざルーバーガラスを取り入れようと思っても、どれくらいの交換費用になるのかが気になるという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ルーバーガラス交換費用について詳しく解説します。

ルーバーガラスってどんなガラス？

トイレやお風呂の明り取りの窓として使われている、ルーバー窓をご存じでしょうか？
ルーバーガラス、ジャロジー窓などとも呼ばれます。

見た目の特徴は、いくつかの細長いガラスが折り重なって開閉するものです。
ナチュラルな雰囲気で外の明かりを取り込めることから、家屋での使用例もよくあります。

壊れやすいルーバーガラス

ルーバーガラスは実は壊れやすいという弱点も持ちます。
窓ガラスそのものが割れやすいというよりは、ハンドルを回して操作するため、その操作時にトラブルが起きて割れることが多いようです。

また、ハンドル自体も経年と共に劣化していきます。
さらに汚れも取りにくいので、なかなか長期間使いにくいものでもあります。

一枚だけ割れてしまっても取り付けている場所によっては覗き被害などの危険もあるので交換を考えなければなりません。

ルーバーガラスの交換費用とは？

もしルーバーガラスが壊れたら、早い段階で修理してしまいましょう。
一枚でもダメになると、あるいは経年劣化が他のガラスにも及んでいて、立て続けに割れてしまう事態となるかもしれません。

そうなると害獣・害虫の侵入を許すことにもなりえるので、早めの対処が必要です。
ルーバーガラスは自分で交換できないこともないですが、基本的にプロに交換してもらった方が安心で良いでしょう。

ではルーバーガラスの交換費用について、どれくらいかかるのかを紹介します。

ルーバーガラス交換は10万円かかることも

実はルーバーガラスは安い窓ではありません。
ハンドルを回して操作する、少し変わった造作の窓でもあり、あとから修理の手を加えるとなるとやや複雑な窓なので高価な交換費用がかかります。

大きさにもよりますが、たとえば居室に取り入れられている窓の大きさでは、10万円かかることもあるようです。
空気の換気など機能面では優れたルーバーガラスですが、その分、交換時にはそれなりの費用が必要となります。

ただし一枚割れた程度であれば、窓の状態によってはもう少し安く済むこともあります。
微妙なラインならば、一度問い合わせてみるといいでしょう。

むろん、別の簡易な窓に取り替えてしまうこともひとつの手です。

ルーバーガラスは自分で交換できる？

DIYでルーバーガラスを交換できるかといえば、不可能ではありません。
ただ求められる技術は高いので、自信がある人のみチャレンジしてみましょう。

自分で手でやるルーバーガラスの交換方法

以下順を追ってルーバーガラスの交換方法について解説します。

◾️網戸を外す

まずは網戸を取り外さなければなりません。
網戸の取り外しは難しいものではなく、多くは網戸を軽く上に持ち上げ、ちょっと手前に引くようにすることでするんと取り外します。

網戸を外した後は、次の段階の交換の手順に入る前に、ガラスを交換しやすいようハンドルを回してやや窓が開いた状態を作ってください。

◾️金具を外して窓を取る

ガラスを固定している金具を取り外していきます。
場合によりますが。金具はマイナスドライバーで固定金具の穴から浮かせるようにすると取り外せます。

もちろんこれは後からつけ直すことになるので、紛失しないように注意しましょう。

◾️ガラスの交換

最後にガラスの交換、本番に移っていきます。
ルーバーガラスの窓は、金具を外して緩んだ状態にすれば、前に引き抜くだけで外れます。

取り付け作業もその逆で、ガラスを差し込むだけです。
新品のガラスのサイズさえ合っていれば、取り外して入れればそれで終了です。

その後は金具を取り付けて、網戸を取り付れば交換はすべて完了となります。

難しいのは、ガラスのサイジングです。
ルーバーガラスのサイズはいろいろとあり、市販の規格では合うものがありません。

オーダーメイドで作ることになりますが、その際にはサイズを慎重に計測しましょう。

ルーバーガラスは物によっては高くつくことも！

ルーバーガラスは交換に10万円ほどかかるケースがあります。
しかし、自宅内の雰囲気を良くするためにも、ルーバーガラスの導入は最適です。

また、ルーバーガラスは自分で交換することも可能なので、コストを抑えたい方はぜひ試してみてください。