フロントガラスに細かな傷が…原因と対処法をマスターしてリスク回避しよう！

「えっ、もう傷だらけ？フロントガラスの細かい傷は、プロに任せるのが安心！」
愛車のフロントガラスに、いつの間にか細かい傷が…。

洗車しても落ちないフロントガラスの傷は、見た目だけでなく視界の妨げにもなります。
そこで本記事では、フロントガラスの細かい傷の原因とプロのへ依頼するメリットについてご紹介します。

フロントガラスに細かな傷ができる原因とは？

車のフロントガラスには実はたくさんの傷が入っているものです。
新車時ではまっさらに見えても、しばらく乗っていると必然的に傷が入ってきてしまい、これはほとんど避けることができません。

中古車であれば最初から傷が確認できるものもあるでしょう。
しかしこれもある程度は仕方がないことで、基本的には、放置していても何か運転に差しさわりが生じることもありません。

なぜフロントガラスに傷ができる？

車のフロントガラスに傷ができる原因は、まずはワイパーによる摩擦です。
ワイパーそのものの面の粗さもあれば、砂利や埃が混ざった状態で付着した雨粒を流すときに傷をつけてしまうこともあります。

その他の要因として、ガソリンスタンドのブラッシングもひとつです。
実は車のボディに傷をつけることもあるので、ロボット式のシャンプーブラッシングは車好きの人には嫌われているようです。

さらには飛び石や砂利が飛んでくるなどして、フロントガラスは傷がつきます。
珍しいケースでは、鳥の糞に石が混ざっていて、それを高いところから落とされることでフロントガラスが欠けてしまうこともあるようです。

大きな傷や欠けができるのは、人の悪戯を別にすれば、飛び石がほとんどでしょう。

フロントガラスの細かな傷を放置するとこのようなリスクがある！

基本的にフロントガラスの細かい傷を放置しても、大きな支障はありません。
しかしあえて言えば、低確率ではありますが、次のような危険が考えられるでしょう。

飛び石が広がって亀裂が走る

フロントガラスの傷は、問題となるレベルのものは、主には飛び石によって生じます。
ガラスそのものは非常に丈夫なので、飛び石が飛んできても小さな欠け程度で済みますが、その状態を放置し続けると傷口が広がってしまうことがあります。

500円玉サイズまでは問題ないと言われますが、そこからさらに亀裂が広がると、視界不良を招くので気をつけましょう。

傷が窓の四辺の近くにできると危ない

フロントガラスの傷はよほど長期間放置しない限り、亀裂が広がっていきなり窓が全面的に割れることにはなりません。
しかし傷のできた場所が窓の四辺の近くであると、たいへん危険です。

窓の四辺近くに飛び石を食らうと、そこから一気に窓が崩れ落ちることがあります。
フロントガラスの四辺の10cm以内に傷が入ると、ヒビが窓のぎりぎり端にまで達して割れることがあるので、傷ができた場所によっては即時の対処が求められます。

傷消しもできる？フロントガラスに傷がついた時の対処法

フロントガラスの傷はDIYで消すこともできます。
保護フィルムやテープを張れば、ごく小さい傷であれば修復可能です。

傷を消すというよりは誤魔化し、それ以上広がらないための一時的な措置です。
強烈な飛び石を食らってチップ（欠け）が生じている場合は、この措置は通用しません。

プロの業者に依頼しよう

摩擦によって細かい傷がところどころに生じた程度では、フロントガラスの傷は大した影響をもたらすものではありません。

しかし飛び石によってチップが生じているケースでは気をつけましょう。
実は窓にそのようなチップがあると、車検が通らないことがあるのです。

チップは小さなものであればDIYで直せることもあります。
しかし車検にかかわるものなので、ここはプロの業者に依頼することを推奨します。

プロの窓ガラスリペア業者では、専用の接着剤とクリアを入れて、傷にフタをしてくれます。
窓ガラス全面を張り替える必要はなく、小さな傷であれば簡単なリペアで終了です。

価格も小さな傷ならば費用も5000円～10,000円と高価ではありません。
車検に通せないリスクを考えて、チップを見つけたらすぐに業者に持っていきましょう。

まとめ

フロントガラスに細かな傷がついた場合は、早めに対処することが重要です。
フロントガラスに傷がついた状態で走行すると、ひび割れが大きくなり運転に大きな支障をきたします。

また、フロントガラスについた傷を修理する場合は、専門の業者へ依頼することで綺麗に修理することが可能です。