台風に強い窓ガラスってあるの？おすすめグッズや対策方まとめ

台風に強いガラスには、主に合わせガラスや強化ガラスなどがあります。
ただ、窓ガラス以外にも対策グッズはありますので、取り入れてみるとよいでしょう。

本記事では以下について解説します。

・台風に強い窓ガラスの種類
・窓ガラス以外の台風対策グッズ
・台風に備える方法

台風に強い窓ガラスや対策グッズのほか、台風への対策方法をご紹介します。

台風に強い窓ガラスの種類

台風に強い窓ガラスは主に2種類です。
少しでも台風に備えたい方は、交換を検討してみるとよいでしょう。

合わせガラス

特に台風に強いのが合わせガラスです。

合わせガラスは、2枚のガラスの間に中間膜というフィルムを入れたガラスです。
一般的なペアガラスと構造が似ていますが、膜を入れて強度を高めている点が異なります。

合わせガラスは、通常のガラスと比べて耐久性が高く、割れた際にも破片がほとんど飛び散りません。
なお、ペアガラスの片方を合わせガラスにした、複層構造の製品もあります。

強化ガラス

強化ガラスも台風に強いといわれています。

強化ガラスは通常のガラスよりも強度があり、特に高い耐風圧性能を有しています。
通常のガラスよりも数倍の風圧に耐えるため、台風向きのガラスといえるでしょう。

また、風圧などで割れてしまった時でも、破片は小さな粒状になります。
破片に触れた際に怪我をするリスクを抑えられるでしょう。

窓ガラス以外も！台風に強い対策グッズ

台風に強い窓ガラスを導入する被害にも、台風対策が可能なグッズがいくつかあります。
万が一に備え、以下で挙げる対策グッズなどを取り入れてみてはいかがでしょうか。

飛散防止フィルム

特に手軽な対策グッズが飛散防止フィルムです。
ガラスの交換が難しい場合は検討してみるとよいでしょう。

飛散防止フィルムは、ガラスが割れた際に破片の飛散を防げるグッズです。
窓ガラスに貼るだけでよいため、手軽に台風対策ができます。

ただし、窓ガラスそのものの強度が高まるわけではありません。
あくまで飛散防止用と考えておきましょう。

雨戸・シャッター

予算に余裕がある方は、雨戸やシャッターの設置も検討してみましょう。

雨戸・シャッターも台風対策に最適で、風圧や飛来物によるガラス割れを防げます。
飛散防止フィルムより費用はかかりますが、台風によるガラス割れのリスクを大きく低減させられます。

いつ来てもいいように！台風に備えておきたい対策法

窓ガラスを交換したり、フィルムを貼ったりしても、台風の被害を完全に防げるとは限りません。
台風が近付いてくる前に、以下の対策も講じておきましょう。

窓の外周りに物を置かない

台風の被害を防ぎたい方は、窓の周辺に物を置かないようにしましょう。
風で飛ばされたり、ガラスに当たって割れたりするおそれがあります。

特に鉢植えやプランターなど、軽くて頑丈なものは当たると危険です。
台風が来る前に、物置や室内に入れておきましょう。

雨戸・シャッターを閉めておく

雨戸やシャッターがある場合、しっかり閉めておきましょう。
閉めることで、飛来物による窓ガラスの破壊を防止できます。

ただ、雨戸やシャッターも時間とともに劣化が進みます。
錆びついて動かなくなる場合もありますので、定期的に点検しておきましょう。

ダンボールで養生する

飛散防止フィルムを貼っていない場合、ダンボールでの養生がおすすめです。
ダンボールを窓ガラスに当て、落ちないようにテープで固定しておきましょう。

ダンボールは室内側だけでなく、室外側にも貼っておくと万全です。
ただし通常のダンボールは水に弱いため、プラスチックダンボールを使いましょう。

網戸を外すのも手

網戸がガタガタしている時は、取り外して室内に入れておきましょう。
そのままにすると、風が吹いた時に飛んでしまったり、窓ガラスに当たったりするおそれがあります。

また、窓ガラスが割れるだけでなく、外壁や屋根に衝突するなど、被害が拡大する可能性も否定できません。
被害を抑えるためにも、台風が来る前に網戸の状態をチェックし、不安的な時は取り外しておきましょう。

【まとめ】台風に強い窓ガラスは存在する！

合わせガラスや強化ガラスは、台風に強いとされています。
万が一に備えたい方は、ぜひ交換を検討してみてはいかがでしょうか。

交換が難しい場合、飛散防止フィルムなどを使うのもおすすめです。
しかし、万全ではありませんので、しっかり台風への備えもおこないましょう。