トイレのドアノブを自分で交換する方法とポイント

トイレのドアノブが故障したり古くなったとき、自分で交換することで費用を抑えられます。作業には特殊な工具を必要としないため、初めての方でもチャレンジしやすいです。この記事では、トイレのドアノブを自分で交換する方法と、注意すべきポイントをわかりやすく紹介します。

交換するタイミングと必要な準備

交換のタイミング

• ノブが緩んでいる、回しにくい
• 内部の錠が壊れて施錠できない
• デザインが古く、使い勝手が悪い

用意するもの

• 新しいドアノブ（トイレ用の内鍵付きノブを選ぶ）
• プラスドライバーまたはマイナスドライバー
• 必要に応じて六角レンチ

新しいノブは、現在使っているドアの穴のサイズに合ったものを選ぶ必要があります。事前に古いノブのサイズやメーカーを確認しておくと安心です。

トイレのドアノブ交換の手順

1. 古いドアノブの取り外し

1. ドアを開けた状態で作業を始めます。
2. 内側のドアノブの根本にあるネジをプラスドライバーで外します。
3. ネジを外したら、ノブを内側から引っ張って取り外します。
4. 外側のノブも引き抜き、ラッチ（かんぬき）が見える状態にします。

2. ラッチの取り外し

1. ドアの側面にあるラッチを固定するネジを外します。
2. ラッチをドアの中からゆっくりと引き抜きます。

3. 新しいドアノブの取り付け

1. まず新しいラッチを取り付けます。ドアの側面にしっかりと固定するため、ネジをドライバーで締めます。
2. ラッチが正しく固定されたら、外側のノブをラッチの穴に差し込みます。
3. 次に、内側のノブを取り付けます。ドアの内外でノブ同士を連結するようにしてセットしましょう。
4. 内側から固定用のネジを締め、ノブがぐらつかないようにします。

4. 動作確認

1. ノブを何度か回してスムーズに回るか確認します。
2. 内鍵の施錠・解錠がしっかり機能するかも確認してください。

交換作業の注意点

• ネジを強く締めすぎないようにしましょう。ネジを締めすぎると、ドアノブが回しにくくなることがあります。
• ドアの厚みによっては、ノブの軸の長さを調整する必要があります。説明書に従い、適切な長さに調整してください。
• 古いノブが固く外れない場合は、潤滑スプレーを使い、ゆっくりと取り外しましょう。

自分で交換するメリットと費用

メリット

• 業者に頼むよりも費用を節約できる
• 自分のペースで作業でき、好みのデザインを自由に選べる

費用の目安

• ドアノブ本体：1,500円～5,000円程度
• 工具が必要な場合の追加費用：1,000円前後

業者に依頼すると10,000円～20,000円かかることも多いため、自分で交換するのは経済的です。

トラブルが起きたときの3つの対処法

• ノブが緩む：再度ネジを締め直します。緩みやすい場合は、ネジのゆるみ止め剤を使うと効果的です。
• 鍵がかからない：ラッチやノブの連結部分がずれている可能性があります。一度外して正しい位置に調整しましょう。
• 外した古いノブがはまらない：無理に取り付けようとせず、新しいノブに交換するか、専門業者に相談しましょう。

定期的なメンテナンスでトラブルを防ぐ

交換後も定期的なメンテナンスを行うことで、ドアノブの寿命を延ばせます。ネジが緩んでいないかを定期的に確認し、潤滑剤を使って滑らかな動きを保ちましょう。また、湿気の多い場所では錆びが発生しやすいため、トイレの換気を十分に行うことも大切です。

まとめ

トイレのドアノブ交換は、基本的な工具があれば自分で簡単に行える作業です。ネジの締め直しやラッチの取り付け位置の調整を丁寧に行えば、初めての方でもきれいに仕上げられます。自分で交換することで、業者に依頼するコストを抑えつつ、好みのデザインのノブに変更する楽しみも味わえます。ドアノブの不具合を放置せず、適切にメンテナンスしながら安全で快適な生活を送りましょう。