紛失・錆びでロッカーが開かない！予防策も解説

個人で使用するロッカーが、鍵の紛失やサビで開かなくなることがあります。

中に大事なもの、今すぐ必要なものを入れている際には、すぐにでも開けたいものです。

サビはサビ取り剤を拭けば開くこともあり、鍵がない場合も緊急対応は可能です。

急ぎのときこそ、冷静な対応を心がけましょう。

ケース別！ロッカーが開かない時の開け方

ロッカーが開かない理由には、いくつか理由があります。

理由に応じて対処法が異なってくるので、まずは自分のケースがどれかを判断しましょう。

鍵を紛失してしまった

一番多いのが、鍵を紛失してしまったというものでしょう。

ロッカーは鍵で開閉、施錠・開錠するのものなので、鍵の紛失がもっとも響きます。

この場合は、個人のものならば鍵をピッキングするか、破壊するかで解決できます。

鍵穴がサビている

ロッカーの鍵穴がサビているために、鍵を挿しても回らないことがあります。

あるいは、鍵がサビていることもあるかもしれません。

錆びそのものは、サビ取り剤を吹いてウエスでぬぐえば、多少ならば取れます。

しかし、サビによって部品がもろくなっている場合は、厄介です。

サビでもろくなった部品は少しの衝撃で折れてしまうことがあるので、注意が必要です。

ロッカーの開け方としてピッキングは有効？

鍵で開閉するロッカーの、鍵を紛失した場合には、ピッキングがひとつの開錠方法です。

ピッキングとは、要するに鍵穴を別のものでいじって、開けようとすることです。

どこにでもある普及品のロッカーの鍵は、一般的に、そう防犯性が高くありません。

手先が器用な人であれば、針金などがあれば解錠することもできます。

しかしピッキングしたロッカーは、基本的に「故障品」となります。

そのときは開けられますが、あとから鍵を発見したときに開閉できないかもしれません。

とはいえ、その場での緊急措置として、ピッキングはアリとも言えます。

ただし駅のコインロッカーなど、防犯性の高いものに関して素人の作業は通用しません。

ロッカーのピッキングの方法とは

もっとも簡便な方法は、針金やヘアクリップを使う方法です。

多少の硬さがあれば、鍵穴に突っ込んで曲げたりしながら回すと開くことがあります。

ただし、この方法で開けることは、実際にはなかなか困難です。

この道のプロでも、かなり練習を積む必要があるといいます。

もう少し強引な手段をとるならば、マイナスドライバーとハンマーを持ってきましょう。

ドライバーを鍵穴にあてて、ハンマーでたたいて、鍵穴を破壊するのです。

ピッキングツールの所有は違法

世には「ピッキングツール」なるものがあります。

鍵穴を開ける目的でピッキングツールを素人が持つことは、違法行為です。

しかし、ヘアクリップや針金はそれには属さないので、OKということになります。

穏便にいきたいならば、もちろんプロの鍵屋さんに頼むのが一番です。

ロッカーの鍵が開かなくなる前に予防しておきたいポイント

鍵を紛失してしまうと、ロッカーでも玄関の戸でも何でも困ります。

対策として、もちろんスペアキーは用意しておくべきでしょう。

スペアキーは、鍵が手元にある状態ならば、鍵屋さんに持っていけば簡単に作れます。

簡単なロッカーの鍵ならば、作成費用は500円～1000円程度です。

サビが発生して開かなくなることもあります。

ステンレス製の防錆タイプの鍵穴でも、サビることはあります。

鍵と共に、鍵穴にもこまめにサビ取り剤を拭いておけば、安心できます。

まとめ

ロッカーの鍵が開かなくなったときには、まず自分でできる範囲で作業してみましょう。

鍵穴にサビ取り剤を拭いてみるか、あるいはピッキングを一応試してみる、などです。

それでもダメならば、プロの業者に依頼するのが一番です。

もちろん予防策としてスペアキーを用意し、鍵と鍵穴の防錆を怠らないようにしましょう。