【3桁・4桁も】ダイヤル式ポストの開け方は？

ダイヤル式ポストは自宅の郵便受けなどに広く採用されており、設定された桁数と数字にダイヤルを合わせて解錠します。しかし、数字や桁数を忘れてしまうと開けられなくなることも。

この記事では、3桁と4桁のダイヤル式ポストの正しい開け方や、開け方がわからなくなったときの対処法、そして防犯対策について詳しく解説します。ダイヤル式ポストの正しい使い方を知り、防犯性を確保しましょう。

ダイヤル式ポストの正しい開け方

自宅の郵便受けなどに採用されているのが、ダイヤル式ポストです。

ダイヤル式ポストでは、設定された桁数と数字にダイヤルを合わせて回し、解錠します。

多くの場合、ダイヤル式ポストの桁数は3桁か4桁です。

まずは3桁と4桁の正しい開け方をそれぞれ確認しておきましょう。

3桁のダイヤル式ポストの開け方

桁数が3の場合は、ダイヤルを3回回します。

たとえば996という暗証番号ならば、9に合わせてもう一度一周させて9に合わせて、最後に6に合わせれば解錠できます。

種類によってダイヤル式ポストは一定時間が経過すると、一度ダイヤルをリセットしなければなりません。

その場合はダイヤルを2周させてリセットし、もう一度番号を合わせて解錠します。

4桁のダイヤル式ポストの開け方

桁数が4桁の場合は、ダイヤルを4回回します。

9918ならば9に合わせてもう一度9に合わせて、次に1と8に合わせれば解錠できます。

4桁の桁数は組み合わせが0000～9999と1万あるので、忘れてしまうと大変です。

ダイヤル式ポストの開け方がわからない時は？

よくありがちなのが、ダイヤル式ポストの開け方がわからなくなってしまうことです。

数字そのものはおろか、桁数まで忘れてしまうとその場で立ちすくんでしまいます。

もし開け方がわからなくなったときには、次の3つの方法で対処しましょう。

管理会社に問い合わせる

賃貸物件のダイヤル式ポスト（郵便受け）の数字がわからなくなれば、管理会社に問い合わせましょう。

自分の個人情報をいくつか教えて本人確認が取れれば、教えてくれます。

その際は次に同じ失敗をしないよう、もちろん桁数も数字もメモしておきましょう。

メーカーに聞いてみる

ダイヤル式ポストの製造元に聞いてみると、メーカーから番号を教えてくれることもあります。

その際にメーカーに提示しなければならない情報は、ポストの製造番号と、本人確認ができる書類です。

製造番号はポストの側面または内部にシールで貼られていることが多いので、投入口から覗き込んで確認してみましょう。

自分で番号を調べる

最後の手が、自分で番号を調べるというものです。

3桁であれば1000通り、4桁であれば10000通りです。

ただし番号を総当たりするのは、決して効率的な方法とは言えません。

やはりどこかに問い合わせるか、鍵のプロに依頼して解錠してもらうのが一番です。

確認！ダイヤル式ポストの防犯性を確かめるポイント

ダイヤル式ポストは、3桁でも4桁でも組み合わせの数が多いため、基本的に非常に防犯性に優れています。

しかし少しでも管理を怠ると、この道のプロには簡単に突き止められてしまいます。

論外なのが、鍵を開けた状態で放置することです。

ダイヤル式ポストの郵便受けには個人情報が記載された重要な書類が入ることも多く、そういうものを取られてしまうと一番大事なお金の情報なども筒抜けになってしまいます。

必ず防犯面での対策を怠らないようにしましょう。

施錠を毎回欠かさない

「こんなところは大丈夫だろう」という気の緩みは大敵です。

ダイヤル式ポストは、必ず一度開けたら2周ほどさせてリセットしておきましょう。

必要なものはこまめに取り出す

郵便物を放ったらかしにするのもよくありません。

簡単な小さな郵便ならば投入口から抜き取られることもあるので、危険です。

個人情報が記載された郵便を盗られると、あらゆる犯罪被害のリスクが高まります。

こまめに郵便物を取り出して、中には何も残さないようにしましょう。

集合住宅の郵便受けの横にはゴミ箱が置かれていることが多いですが、そこに誤ってポストから取り出した個人情報入りのガス代の伝票なども捨てないように注意してください。