玄関の鍵・シリンダー交換にかかる費用とは？自分でできる方法もご紹介

シリンダーの交換という作業は、自動車のメンテナンスにおいて欠かせない重要な一環です。しかし、多くの車主がこの作業を軽視してしまいがちです。

しかしこの現状には危険が潜んでいます。何故なら、シリンダーの不調が車のパフォーマンスや安全性に直結するからです。

そこで、本記事ではシリンダー交換の必要性から正しい交換の手順、そして交換に必要な費用についてまで詳しく解説します。

玄関の鍵やシリンダーを交換するタイミングとは？

生活を送る中で突然不具合が出ると困るのが、玄関の鍵です。自分で出入りしにくいことも大変ですが、ガタがきた鍵穴やシリンダーは容易に破壊することができ、泥棒の侵入を許してしまいかねません。

防犯面を考えれば、すぐにでも対処しなければなりません。軽度の故障ならば多少手を入れるだけで済みますが、玄関の鍵やシリンダーには寿命もあります。

しかるべきタイミングがきたら、すぐに交換してしまいましょう。鍵を交換すべき時期のサインを紹介します。

鍵がかかりにくい

内側からも外側からも鍵がかかりにくいと困ります。安心して生活することもできないので、鍵を交換しなければなりません。

異音がする

シリンダーに問題があるときには、鍵を挿して回す際に、結果的に施錠することができてもカタカタと音がすることがあります。シリンダーが突然壊れてしまうと、その場で自分が家の中に入ることもできなくなるので異音には常日頃から気をつけておきましょう。

鍵の防犯性を上げたいとき

一度ピッキングされてしまった鍵は絶対に交換しなければなりません。被害が出てからでは遅いので、先手を打つ意味で鍵を交換して防犯性を上げましょう。付近でピッキング被害が多発しているなど予兆があれば、鍵の交換を考えてください。

種類別にご紹介！玄関の鍵交換にかかる費用

1本でも鍵を持っていれば、その複製を作るための費用は500円～1000円程度です。よく町で見かける鍵屋さんに鍵を見せにいけば、数十分ほどで作業してくれます。

しかし鍵まるごと交換となると、話が変わってきます。完全に鍵をなくしてしまって入ることができない場合、その場に鍵屋さんを呼んで作業してもらうと、合計4万円ほどかかるようです。

交換用シリンダーの価格と作業費で4万円程度で、より防犯性の高い鍵に替えようと思うならば上乗せでその分の額がかかってきます。その他、鍵の種類によっても、費用は変わります。

ディスクシリンダー

一般に普及しているほとんどの鍵がディスクシリンダーキーです。鍵の側面にぎざぎざとした山があるのが特徴です。

このシリンダーへの交換費用は、部品代が1万円プラス工賃1万円で2万円ほどです。より防犯性の高いディンプルキーと比べると劣りますが、以前の粗製品より最近のディスクシリンダーキーは質が高くなっており、ピッキング対策もされています。

ディンプルキーシリンダー

子鍵の先端が丸っこく、鍵の表面と側面にもピンが刻まれているのがディンプルキーです。ディンプルキーシリンダーは防犯性が高い鍵で、新築の戸建やマンションに用いられています。

交換費用相場は、部品代が3万円プラン工賃1万円程度です。部品代はもう少し抑えることができますが、2万円までは予算を持っておきましょう。

これから新しいシリンダーに交換するならば、特別防犯性に優れているとは言えないディスクシリンダーキーよりも、ディンプルキーシリンダーの方がよいかもしれません。

玄関のシリンダーは自分で交換できる？

自分で玄関の鍵を交換することはできるのでしょうか？結論としては、できなくはありません。

規格の合ったシリンダーを持ってくれば、器用な人ならば交換できます。手順としては玄関の戸を空けたまま、まずシリンダーについているピン（ネジ）を緩めてシリンダーを外し、その逆の手順で新しいシリンダーを取り付けて締めなおすだけです。

言葉で説明するのは簡単ですが、なかなか簡単にはいきません。ガタや緩みも自分で調整する必要があります。

コストは鍵の費用だけで抑えることができますが、高い技術が要求されます。また一度どこかで買ったシリンダーは交換ができないので、それも知っておきましょう。

まとめ

玄関の鍵交換は費用面やタイミング、DIY交換方法に関する重要な要素があります。費用は鍵やシリンダーの品質や専門家の手数料に影響されます。

タイミングは古くなった鍵や盗難リスクが高まった時に検討されます。DIYでの交換方法は専門家に比べ技術が必要ですが、費用を抑えることができます。

自己判断での交換は確実性が問題ですが、専門家の助言を受けながら適切な選択を行い、家のセキュリティを確保しましょう。