車のスペアキーは依頼先によって費用が異なる！紛失した時のやるべきことも解説

外出先や家の中で、車の鍵を失くしてしまった経験がある人は少なくないでしょう。鍵がなければ、運転はもちろん車のドアすら開けることができません。

そんな時、どう対処すれば良いのでしょうか。この記事では、車の鍵を紛失した際の対応方法やスペアキー作成にかかる費用の相場、鍵を紛失しないための予防策について詳しく解説します。

車の鍵を紛失した時にやるべきこと

車の鍵は小さくて軽いため、うっかり失くしてしまうことはよくあります。もし車の鍵を失くしてしまったら、どのように対応すれば良いのでしょうか。対処法を確認しておきましょう。

思い当たる場所を探す

鍵を紛失したと気付くと、誰でも焦ってしまうものです。しかし、まずは冷静になって身近な場所を確認することが重要です。

意外とすぐそばにあることが多いため、ポケットやカバンの中をもう一度しっかりと調べましょう。それでも見つからない場合は、訪れた場所を思い出して確認します。

たとえば、会社や施設、公共交通機関、コンビニ、スーパー、駐車場、喫煙スペース、トイレなどを探してみると良いでしょう。直接足を運べない場合は、各施設のホームページに記載されている連絡先に問い合わせて、落とし物として届いていないか確認するのも有効です。

警察に届ける

鍵が見つからない場合は、遺失届を警察に提出しておきましょう。特に外出先での紛失は防犯上も不安が残ります。

遺失届を出せば、鍵が見つかった際にはすぐに連絡してもらえるだけでなく、「誰かが警察に届けてくれた」という安心感も得られます。遺失届は警察署や交番、または電話での届け出もできるため、早めに対応しておきましょう。

その際、鍵の特徴やキーナンバーなどの情報も提供すると、鍵が特定されやすくなります。

依頼先別！車のスペアキー作成にかかる費用相場

スペアキーは、本来のキーを紛失した際に便利ですが、時には自分がどこにしまったのか忘れてしまうことがあるかもしれません。そのような状況に備えて、新たにスペアキーを作ることをおすすめします。スペアキーの作成にかかる費用相場を依頼先別にご紹介します。

ディーラー

ディーラーに依頼すると、あらゆる種類の鍵を作成してもらえます。早急に対応してもらいたい場合は、既存の鍵に記載されている「個別番号」を伝えるとスムーズです。

費用は鍵の種類によって異なりますが、シンプルな鍵であれば約3,000円前後で作成してもらえます。ただし、リモコンやイモビライザーが搭載された鍵は、車種によっては1〜5万円程度かかることもあるようです。

このような特殊な鍵は、鍵屋やカー用品店では対応できない場合があるため注意しましょう。

鍵の専門業者

鍵の専門業者でもスペアキーの作成が可能ですが、ディーラーよりも費用が高くなることがあります。一般的な相場は約12,000円程度です。

ただし、鍵専門店の方が対応が早い場合もありますので、急いで作成したいときはディーラーよりもおすすめします。特殊なキーについても作成できる店舗がありますが、費用は通常4〜10万円程度とディーラよりも高めです。

ただし、特殊な鍵の作成には高度な技術が必要なため、一部の店舗では断られることもあります。

カー用品店

カー用品店では鍵本体があればスペアキーを作成してもらえますが、特殊なタイプには対応していません。シンプルな鍵なら、わずか500円程度から行えることもあります。費用をおさえたい場合は、カー用品店がおすすめです。

車の鍵をなくさないための予防策

鍵をなくさないための予防策として、まずは保管場所を決めておくことが重要です。鍵をいつも同じ場所に置いておけば、どこに置いたかを忘れることがありません。

さらに、音が鳴るキーホルダーを取り付けることも有効です。鍵が手元から離れると、音やバイブで知らせてくれます。

紛失する前に気がつけるため安心です。また、GPSで探せるタイプのキーホルダーもあります。

これを使えば、鍵を紛失した後もスマホなどで位置情報を検索できるため、特に鍵をなくしやすい方におすすめです。

まとめ

車の鍵を失くした場合、まずは慌てずに心当たりを探し、警察に遺失届を出すことが重要です。スペアキーがあれば、すぐに車を使えるため、用意しておくと安心です。ディーラーや鍵の専門業者などでも作成してもらえるので、スペアキーが見つからないときは作成してもらいましょう。