【開け方解説】スーツケースの鍵がボールペンで開けられる？開ける際の注意点も

スーツケースの鍵が開かない場合には、ボールペンを用いて開封する手段があります。
ボールペン一本あれば、ジッパーの合わせ目にペン先を入れて開けることができます。

鍵の解錠となると難しいので、この方法で一時しのぎするといいでしょう。

開かないスーツケースの鍵はボールペンで開けられる？

スーツケースの鍵をなくしてしまったときには、ボールペンを買ってきましょう。
1本100円程度の安いものでも問題ありません。

スーツケースの周りがジッパータイプのものならば、ボールペンで開封できます。

ボールペンでジッパーを操作する

ボールペンの先端を、スーツケースのジッパーに差し込みます。
ポイントは、ジッパーの合わせ目の中心にきれいにボールペン先端を入れることです。

そして、そのままスライドさせるように動かしてみましょう。
ジッパーの合わせ目がするすると開くはずです。

なんとも簡単なピッキングです。
むしろスーツケースの防犯性の低さを思い知らされるものでもあります。

しかし密封性の高いジッパーや、ジッパーにカバーがあるものはピッキング不可です。
この裏技が通用するものも限られているので、あくまで緊急措置と考えましょう。

一度開封したジッパーは、チャックの部分を動かせば、再び閉じることができます。
鍵がかかっていても、この方法であれば開閉が自在にできます。

スーツケースの鍵が開かない時に取りたい手段

小さなものなので、スーツケースの鍵はすぐに紛失してしまいがちです。
しかしボールペンの先端でピッキングする方法を知っていれば、そう困りはしません。

ただこの方法が通用しない防犯性の高いスーツケースもいろいろとあります。
まずはボールペンによる裏技を試して、開けられないなら、次の方法を取りましょう。

鍵を壊す

もっとも簡単なのは、ジッパー同士を施錠している鍵を壊すことです。
しかし鍵を壊すにもそれなりの工具と操作が必要なので、素人には簡単ではありません。

ただしスーツケースが多数扱われる場所であれば、救済措置があります。
たとえば空港では、実は、スーツケースの鍵を壊すことができる窓口があるのです。

そのような鍵屋に持っていけば鍵を壊してもらうことができるので、頼りになります。

鍵屋に持っていく

街中でスーツケースの鍵を紛失した場合には、鍵屋に持っていきましょう。
どこでも見かける、あの鍵屋です。

合鍵を作ることもできれば、鍵を壊して新しいものを取り付けることもできます。

スーツケースの鍵を開ける際の注意点

ボールペンを使う方法も、鍵を破壊してスーツケースを破壊するのも、無用心です。
簡単にピッキングできるジッパータイプは防犯性が貧弱で、鍵を破壊すると施錠ができなくなるので、一気に中を探られてしまう危険が高まります。

なるべく防犯性を守りながら、鍵の解錠を行いましょう。

ボールペンでの解錠はやりすぎない

ジッパーをボールペンで操作して開ける方法は裏技です。
ジッパーに異物をはさんで開封するので、一種破損させるようなものです。

繰り返すことでジッパーが緩むので、あくまで緊急措置と心得ましょう。
いずれにせよ鍵の修理をすることになるので、早めに次の新しい鍵を取り付けましょう。

もちろん鍵を破壊して開けた場合も、すぐに新しい鍵をとりつけなければなりません。
誰でも中にアクセスできるスーツケースは防犯の用をなさないので、あまりに危険です。

まとめ

貴重品や旅の必需品を入れるのがスーツケースです。
鍵を紛失しないようにまず注意すべきであり、そもそもサブキーも作っておくべきです。

しかしもしものことがあった場合は裏技がないわけではありません。
ボールペンを使って一時的に開封を行ったあとは、すぐに鍵の修理を急ぎましょう。