ダイヤル式の郵便ポストが開かない…正しい開け方をマスターしよう！

ダイヤル式の郵便ポストは、鍵を持ち歩く必要が必要がないため、手軽に郵便物を受け取れる点がとくに魅力的です。
しかし、時には思うように開かないことがあります。

この記事では、ダイヤル式の郵便ポストが開かなくなる原因や正しい開け方、さらには使用する際の注意点について詳しく紹介します。

ダイヤル式の郵便ポストが開かない原因とは？

ダイヤル式の郵便ポストが開かない場合、さまざまな原因が考えられます。
正しく対処するためにも、まずは開かない原因を確認しておきましょう。

郵便物が詰まりすぎている

ポストに配達された郵便物やチラシなどを回収せずにため込んだままにすると、郵便ポストが開かなくなる可能性があります。
詰め込まれた郵便物やチラシなどにより、ポストの扉が圧迫されたり変形したりすることで、ダイヤル部分に負荷がかかって壊れる可能性があります。

また、あふれるほどの量になるとポストの建て付けが悪くなり、扉が開かなくなることもあります。

ダイヤルが壊れている

ダイヤル式の郵便ポストは、使用するうちにダイヤルがさびたり摩耗したりすることで、正しく操作できなくなることがあります。
特に屋外に設置されている場合は、風雨により劣化が早まる可能性が高いです。

さらに、ほこりやゴミがダイヤル部分にたまることで、目詰まりして壊れてしまうことも考えられます。

ダイヤル式の郵便ポストの正しい開け方

ダイヤル式の郵便ポストは、鍵や鍵穴はなく、円形のダイヤルを操作することで施錠や解錠をします。
開かないトラブルを避けるためにも、正しい開け方で使用することが大切です。

基本的な開け方

ダイヤル式の郵便ポストを開ける際には、まず初期化（リセット）が必要です。
通常、右（時計回り）にダイヤルを2周すると初期化できます。

初期化が完了したら、正しい組み合わせの数字を入力してダイヤルを操作し、ポストを開けることができます。
たとえば「右2回3、左1回8」の場合、時計回りにダイヤルを2回転させて3の数字に合わせ、その後反時計回りに回して8の数字で止めるという手順で解錠できます。

番号を忘れた場合

ダイヤル番号を忘れてしまった場合、まずは取扱説明書や契約書などの書類を確認しましょう。
これらの書類には通常、ダイヤル番号が記載されています。

また、玄関の靴箱に暗証番号が書かれたシールが貼ってある場合もあります。
書類やシールが見つからない場合は、次の書類も確認してみましょう。

新築マンション……契約時の書類
中古マンション……売主からの伝達事項メモ
賃貸住宅……賃貸借契約時の資料

書類を見つけられない場合は、管理人や管理会社に相談し、本人確認の後に教えてもらうこともできます。

郵便ポストを使用する上での注意点

郵便ポストを安全に使用するためには、いくつか注意点があります。
トラブルを避けるためにも、具体的なポイントを把握しておくことが大切です。

入居時にポストのダイヤル番号が変更されているか確認する

引っ越し先の賃貸住宅などでは、ポストのダイヤル番号が変更されていないことがあります。
前の住人が番号を知っている可能性があるため、ポストを開けられてしまうリスクが生じます。

トラブルを避けるためには、引っ越しの際にポストのダイヤル番号が変更されているか、管理会社や大家さんに確認することが重要です。
番号が変わっていない場合は、可変式であれば番号を変更し、そうでなければダイヤル錠自体の交換を検討しましょう。

合鍵を郵便ポストの中に入れるのは避ける

日常的に家の鍵を持ち歩かず、代わりに郵便受けに入れている人がいるかもしれませんが、すぐにやめましょう。
郵便受けは空き巣などが最初にチェックする場所であり、鍵があれば簡単に侵入されてしまう可能性があります。

さらに、郵便受けに鍵を入れていることが第三者に知られると、無断で合鍵が作られてしまうリスクも考えられます。

まとめ

ダイヤル式の郵便ポストを開けるには、初期化や正しい数字に合わせるなど、正確に操作することが大切です。
ポストやダイヤル錠の故障により開かなくなる可能性もあるため、日頃から使い方には気をつけるように掛けましょう。