【防犯対策は鍵交換から】ディンプルキーの費用やメリットとは？安心生活への近道へ

あなたの安心を守る鍵、本当に大丈夫ですか？
「まさか我が家が…」そんな甘い考えが命取りになるかもしれません。

近年、空き巣被害は巧妙化し、あなたの安心を脅かしています。
ニュースで頻繁に目にする被害件数…その数字は、決して他人事ではありません。

鍵は、あなたの大切な家族と財産を守る最後の砦です。
しかし、その鍵が古く防犯性の低いものであれば、簡単に突破されてしまう可能性があります。

そこで今回は、防犯性の高い鍵として注目されているディンプルキーに交換する場合の費用について紹介します。
本記事で押さえておきたいポイントは、以下の通りです。

・ディンプルキーについて
・ディンプルキーへ交換するメリット
・ディンプルキーへ交換する際の費用相場

上記について詳しく紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ディンプルキーってどんな鍵？

ディンプルキーは、従来のギザギザした鍵（ピンキー）とは異なり、表面に凹凸（ディンプル）が施された鍵です。
このディンプルによって、ピッキングなどの不正開錠が非常に難しくなっています。

また、凹凸部分がピッタリと重ならないと開錠ができないといった特徴もあります。

ディンプルキーに交換するメリット

ディンプルキーは一般的な鍵に比べて特殊な形状をした鍵です。
そのため、実際に鍵交換にディンプルキーへ交換するメリットはあるのでしょうか。

そこで、ここからはディンプルキーへ交換するメリットについて紹介します。

防犯性が高い

ピッキングなどの不正開錠が非常に難しいため、空き巣被害を防ぐ効果が期待できます。
また、ディンプルキーは鍵のメーカーによって防犯性能が異なります。

メーカー別でディンプルキーの防犯性について、以下の通りです。

・MIWA（美和ロック）のディンプルキー：耐ピッキング時間10分以上
・GOAL（ゴール）のディンプルキ：耐ピッキング時間10分以上
・WEST（ウエスト）のディンプルキー：耐ピッキング時間10分以上
・KABA（カバ）のディンプルキー：耐ピッキング時間10分以上

上記のように、どのメーカーもディンプルキーのピッキング時間は10分を超えています。
なぜなら、ディンプルキーは「理論違い数」が高いからです。

理論違い数とは鍵のパターンのことで、一般的な鍵が100万〜個に対してディンプルキーは100億〜個と言われています。
そのため、ピッキングに時間がかかり防犯性が高いとされているのです。

耐久性が高い

ディンプルキーは、ピンキーよりも硬い素材で作られていることが多いです。
そのため、摩耗や摩擦に強く長持ちする傾向があります。

また、ディンプルキーは、ピンキーと比べて鍵穴との摩擦が少ない構造になっています。
一般的な鍵は複数回使用することで摩擦が原因で鍵穴がすり減るといったことが起こりますが、ディンプルキーはそのリスクが限りなく少ないと言ってよいでしょう。

鍵の寿命は使い方や環境によっても異なりますが、ディンプルキーはピンキーよりも長持ちする傾向があります。

ディンプルキーの費用はどれくらい？

ディンプルキーに交換する費用は、いくつかの要素によって異なります。

鍵の種類

ディンプルキーには、スタンダードなものから高機能なものまで様々な種類があります。
高機能なディンプルキーほど、費用が高くなります。

そのため、費用に幅が生まれますが、本体だけだと2,000〜8,000円程度で作成してくれるところがほとんどです。

鍵専門業者

業者によって、費用は異なります。
理由として、鍵のみの交換に対応しているのかシリンダーごとの交換に対応しているのかなどの対応範囲が異なるからです。

また、鍵業者のホームページなどに記載されている金額にも注意が必要です。
鍵本体費用以外にかかる費用例は、以下の通りです。

・作業費
・出張費
・現地調査費

悪徳業者に遭わないためにも、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

ディンプルキーの交換費用を抑えるポイント

ディンプルキーの交換をおこなう場合に費用がかかりますが、交換手段によって費用は異なります。
そこで、ここからはディンプルキーの交換費用を抑えるポイントについて紹介します。

複数の業者から見積もりを取る

複数の業者から見積もりを取ることで、相場を知ることができます。
緊急性の高い鍵交換であると他者と比較する時間がないように見えますが、比較を怠ってしまうと思わぬ金額を請求される可能性があります。

鍵交換をおこなう前には、早めの検討と複数の業者への相見積もりをおこなうようにしましょう。

自分で交換する

簡単な工具があれば、自分で交換することも可能です。
しかし、鍵のシリンダーごと交換しなければならないので、本体のみの交換に比べると費用が重なることを理解しておきましょう。

自分で鍵のシリンダーごと交換する手順は、以下の通りです。

1.プラスドライバーで上下のビスを外す
2.シリンダー固定ピンを外し、シリンダーを外す
3.新しいシリンダーをはめる
4.上下のビスを取り付け、動作確認をする

上記の手順でおこなえますが、ディンプルキーの交換を自分でおこなうことは上級者向けなので、技術に自信がない場合は業者に依頼することをおすすめします。

ディンプルキーへ交換する際は費用と相談して決断しよう！

ディンプルキーは防犯性を高めたい方におすすめの鍵です。
費用は鍵の種類や交換する鍵の数や業者によって異なりますが、いくつかのポイントを押さえることで、費用を安くできるでしょう。