鍵が抜けない時の原因とは？3つの対処法と抜く時のNG行動も

「あれ？鍵が抜けない...！どうしよう…！」

玄関で焦るあなた。
鍵が抜けなくて、頭の中が真っ白になってしまった経験はありませんか？

でも、大丈夫です。
実は鍵が抜けない時の対処法はとっても簡単。

この記事では、鍵が抜けなくなった時の原因と、誰でもすぐにできる「魔法の対処法」を伝授します。
この記事では以下の点について解説します。

・鍵が抜けない時の原因とは？
・コツが必要！鍵が抜けない時に試して欲しい対処法
・鍵が抜けない時にNGな行動

この記事を読めば、鍵が抜けない場合でも落ち着いて対処できますので、ぜひ参考にしてください。

鍵が抜けない時の原因とは？

鍵が抜けない場合の主な原因は以下の通りです。

・鍵が変形している
・鍵が劣化している
・鍵や鍵穴に汚れや異物がある
・鍵穴の潤滑剤が不足している

それぞれの原因について、次で解説します。

鍵が変形している

鍵が変形していると鍵が動かなくなることがあります。
鍵が変形する理由としては、以下の原因があります。

・強い力で回した
・強い力を入れた
・経年劣化

鍵が変形した際は、強い力で鍵を回したり鍵に強い力が加わっていないか、確認しましょう。

鍵が劣化している

鍵は丁寧に使っていても経年劣化で徐々に摩耗し、形が徐々に変わって抜けなくなることもあります。
鍵が劣化しているかの判断には、以下の基準があります。

・鍵のギザギザ部分が摩耗している
・鍵の先端部分が丸くなっている

上記のような現象が見られたら、鍵が劣化していると判断して良いでしょう。

鍵や鍵穴に汚れや異物がある

鍵や鍵穴は、日々使用することで目に見えない汚れや異物が蓄積していきます。
これらの汚れや異物が鍵の動きを妨げ、抜き差し困難になることがあるのです。

鍵や鍵穴に異物や汚れが発生する原因として、以下の要因があります。

・ホコリ
・手垢
・サビ
・髪の毛
・ゴミや砂

上記の汚れや異物が詰まった場合は、鍵が抜けない原因につながるでしょう。

鍵穴の潤滑剤が不足している

鍵穴は摩擦を軽減し、鍵をスムーズに動かすために潤滑剤が塗布されています。
しかし、時間の経過とともに潤滑剤は劣化し、乾燥していきます。

潤滑剤が不足すると鍵穴内部の摩擦が大きくなり、鍵がスムーズに動かなくなり抜き差し困難になることがあるのです。

コツが必要！鍵が抜けない時に試して欲しい対処法

鍵が抜けない場合、以下の方法を使うと、抜けることがあります。

・鍵が間違いないか確認する
・ゆっくり動かしながら抜いてみる
・鍵穴専用の潤滑剤を使う

それぞれの対処法について、次で解説します。

鍵が間違いないか確認する

当たり前の話ではありますが、鍵が間違っていないか確認しましょう。
鍵の種類は様々であり、それぞれ形状や構造が異なります。

たとえ見た目が似ていても、鍵穴に合っていない鍵を使用すると、鍵が回らない以外にも抜けなくなるといったトラブルが発生しやすくなります。

ゆっくり動かしながら抜いてみる

鍵が抜けない場合は、ゆっくりと動かして抜けないか試してみましょう。

・少しずつ回しながら抜く
・小刻みに動かしながら抜く

この際、できるだけ音を立てず、鍵に負担をかけないことが大切です。
また、以下の手順で鍵を抜いてみましょう。

1.鍵を軽く左右に回転させる
2.鍵を上下に小刻みに動かす
3.鍵を軽く引き抜きながら、上記の1と2を繰り返す

上記の手順でおこなう際には、力を無理やり入れずに動かすようにしましょう。

鍵穴専用の潤滑剤を使う

鍵穴専用の潤滑剤を使うことで、動きがよくなり鍵が抜けることもあります。
鍵穴専用の潤滑剤を使うには、以下の手順に従ってください。

1.鍵穴掃除用のブラシを使って、鍵穴の汚れを取り除く
2.鍵穴に少量の潤滑剤を吹き付ける
3.鍵を抜き差しして、潤滑剤を馴染ませる

また、鍵が刺さったままの場合だと細いノズルがなければ十分に挿せないため、ノズルがある潤滑際を選びましょう。

鍵が抜けない時にNGな行動

鍵が抜けないと焦ってしまいがちですが、不適切な対処をすると状況が悪化します。具体的には以下の行動です。

・無理やり抜かない
・鍵穴用以外の潤滑油を使う
・針金などで異物を取り除く

それぞれの内容について次で解説します。

無理やり抜かない

鍵が抜けない場合でも、力任せに抜こうとするのは避けてください。
鍵が折れてしまったり、鍵穴が損傷する原因になり、鍵が使えなくなる可能性があります。

鍵を無理やり抜くリスクとして、以下のようなものが挙げられます。

・鍵穴の破損
・鍵の破損
・修理費用が高額になる
・鍵開けに時間がかかる

上記のようなトラブルに陥ると修理費用が重なるので、無理やり抜くことは避けましょう。

鍵穴用以外の潤滑油を使う

鍵穴以外の潤滑油を使うと、問題が改善しないどころか状況が悪化します。
鍵穴用以外の油はホコリを吸着する性質があり、鍵穴にゴミが溜まったり、固まったりする原因になるためです。

そのような状態になってしまうと、鍵穴ごと交換するしか対処法がなくなることもあります。

針金などで異物を取り除く

針金など細いものを使って鍵穴を掃除するのは避けましょう。
鍵穴は繊細で傷ついてしまうことで、状況が悪化する可能性があるためです。

以下は、針金を利用した際に起こりうるトラブル例です。

・鍵穴の破損
・異物が奥に入り込んでしまう
・鍵開けに時間がかかる

上記のようなトラブルになると、鍵穴ごと交換する可能性があるので避けましょう。

鍵が抜けない時にはコツを掴んで対処しよう！

この記事では、鍵が抜けない原因や対処法、注意点について解説しました。
鍵が動かない場合、自分でなんとかできる方法もありますが、無理な対処は状況を悪化させます。

そのため、落ち着いて、適切な対処をすることが大切です。鍵が抜けなくなった場合の参考にしてください。