レンタカーの鍵がない…紛失後は何をすべき？具体的にかかる費用も

近年、マイカーではなくレンタカーを使用される方が急増しています。
業者によっては、15分単位で借りることもできますから大変便利ですね。

それに伴い増えているのが、レンタカーの鍵の紛失です。
そこで今回は、レンタカーの鍵を紛失した時にとるべき行動や費用などについて紹介します。

本記事のポイントは3つ。

・レンタカーの鍵を紛失した時にやるべきこと
・レンタカーの鍵を紛失した時にかかる費用
・レンタカーの鍵を紛失した時の注意点

できるだけ分かりやすく紹介しますので、最後までお読みいただき参考にしてください。

レンタカーの鍵を紛失した時にやるべきこと

レンタカーの鍵が見当たらない時に、すべきことを順を追ってお伝えします。
まずは落ち着いて、ひとつひとつ行なっていきましょう。

鍵が開くかどうかチェック

レンタカーの鍵が見当たらない時には、まずドアが開くかどうかチェックしてください。
ドアが開いた場合は、ブレーキペダルを踏んでスタートボタンを押してみましょう。

スマートキーの場合、ドアが開いたりエンジンがかかるということは、近くに鍵があるということです。
カバンの中や衣服のポケット、シートの下、車の周辺を探してください。

レンタカー会社に連絡する

ドアも開かない、カバンや車の周辺にも落ちていない場合は、借りたレンタカー会社に連絡して、鍵を紛失したことを伝えてください。
多くの場合、マスターキーはレンタカー会社に保管してあります。

レンタカー会社との距離があり、鍵を取りに行くことが難しい場合は、レッカー移動させるか、専門業者を呼ばなくてはなりません。

ロードサービスに連絡する

今いる場所と借りた場所が遠い場合は、ロードサービスに連絡して借りた場所までレッカー移動してもらいましょう。
ただし、レッカー移動の費用は自分持ちとなります。

項目別！レンタカーの鍵を紛失した時にかかる費用

レンタカーの鍵を失くした時に必要になるかもしれない費用は以下の3つです。

・レッカー移動費用
・鍵の交換費用
・休業補償

それぞれ詳しくお伝えします。

レッカー移動費用

レンタカーを放置しておくわけにもいきませんから、借りた場所までレッカー移動させる必要があります。
レッカー移動の具体的な費用は距離により異なるものの、20km移動させた場合はおおよそ2万円前後です。

鍵の交換費用

鍵を失くしている場合、解錠費用と新しい鍵を作製する費用が発生します。
ここでの費用相場は1～3万円です。

シリンダーキーの場合は、解錠費用、シリンダー交換費用、新しい鍵の作製費用が必要で、費用は3～10万円が相場です。

休業補償

鍵の交換などでレンタカーを貸し出せない場合、こちらがその料金を支払わなくてはなりません。
車種によって若干違いますが、費用の相場は一日あたり9,000円から2万円くらいです。

このように、レンタカーの鍵を失くしたときは多くのお金が必要となりますので、絶対に落とさないように気を付けるか、借りるときに薦められる損害保険に加入しておきましょう。

レンタカーの鍵を紛失した時の注意点

レンタカーの鍵を紛失したあとの対応としていくつか注意すべき点があります。
できるだけ詳しくお伝えしますので、参考にしてください。

勝手に直さないこと

レンタカーは自分の持ち物ではありませんから、勝手に直してしまうと原状回復費用を請求されることがあります。
ロードサービスや鍵の専門業者に依頼する前に、レンタカー会社に連絡して指示に従ってください。

ボッタクリ業者に要注意

レンタカーの鍵を紛失した際は、出先から帰ることもできませんし、急いで対応しようと焦っている状態だと思います。
ですが、一旦落ち着いてください。

レンタカー会社から自分で対応していいという許可が出たとしても、落ち着いていないとボッタクリ業者に引っ掛かる危険があります。
ただでさえ費用が発生している訳ですから、気分を落ち着かせて優良業者に依頼するようにしましょう。

無理に開けようとしない

焦るあまりドアをガチャガチャしていると、セキュリティアラームが作動するので大変危険です。
最大音量に設定されていた場合、その音量は110dB以上。

クラクションと同じくらい大きな音が鳴り続けるので近所迷惑にもなりますし、ドアが開くまで解除できませんから注意しましょう。

【まとめ】レンタカーの鍵を紛失しても冷静に行動しよう

慌てる状態だからこそ、レンタカーの鍵を失くしても冷静に行動してください。
そのほうが、結果的に解決までのスピードが速くなります。

そもそも落とさないことが一番大切ですから、レンタカーの鍵は慎重に取り扱いましょう。