鍵を郵便で送りたい…そもそも送れるの？送付方法や注意点も

「離れて暮らす子ども達に実家の鍵を送りたい」「鍵を郵送したいけど送り方が分からない」
鍵は貴重品ですが現金ではありませんし、どの種類の郵便で送ればいいのか分かりませんね。

そこで今回は、鍵を郵送する方法や気を付けるべき点などを紹介します。
本記事のポイントは3つ。

・鍵は郵便で送ることは可能？
・鍵を郵便で送る方法
・鍵を郵便で送る際の注意点

できるだけ分かりやすく紹介しますので、最後までお読みいただき参考にしてください。

鍵は郵便で送ることは可能？

結論からいうと、鍵を郵便で送ることは「可能」です。
理由としては、他人からみればただの鉄だからです。

しかし、住所の書いてある郵便で鍵を送ることは大きなリスクが伴います。
郵便の種類別の特徴について解説しますので、できるだけ安全な方法で鍵を送りましょう。

普通郵便

文字通り普通の郵便です。
特徴としては、補償されないかわりに料金が安いこと。

25g以下でしたら84円で全国に送ることができます。
25g以上50g以内でも94円です。

クリックポスト

鍵くらいの大きさであれば、全国185円で送ることができ、荷物を追跡することも可能です。
送り先の郵便受けに投函されますから、受け取りの手間がありません。

ただし、郵便受けから盗まれるというリスクはあります。

レターパック

専用の封筒で厚さ3㎝までの荷物を送ることができるレターパック。
お相手に直接手渡しするレターパックプラスと郵便受けに配達するレターパックライトがあります。

料金は、レターパックプラスが520円、レターパックライトが370円です。
封筒自体が厚紙でできていますし、追跡サービスもあるので鍵を送るのに適している郵便といえます。

簡易書留

5万円までの補償がついている郵便が簡易書留です。
配達員による手渡しですし、追跡サービスもついています。

普通郵便の料金に320円追加すれば、簡易書留として利用が可能です。
レターパックが専用の封筒を購入する必要があるのに対し、簡易書留は家にある不要な切手を使うことができます。

鍵を郵便で送る方法

ポストに投函することができる種類と、郵便局の窓口でしか取り扱えない種類がありますので、詳しくお伝えします。

ポストに投函できる郵便

鍵を郵送するうえでポストに投函できる種類は以下の通りです。

・普通郵便（定型、定形外）
・レターパックプラス
・レターパックライト
・クリックポスト

ただし、レターパックプラスとレターパックライトは事前に窓口で専用封筒を購入しておく必要があります。
また、投函前には必ず控えのシールを剥がしておきましょう。

普通郵便は重さによって料金が異なります。
投函前に自宅にある秤で重さを確認してください。

ポストに投函できない郵便

鍵を郵送するうえでポストに投函できない種類は以下の通りです。

・簡易書留
・一般書留

簡易書留や一般書留は、窓口に提出して控えをもらう必要があります。
もらった控えは追跡サービスにも利用できますから、送り先の方が受け取ったことを確認するまで絶対に捨てないでください。

品名は『鍵』

ポストに投函できるレターパック、窓口に提出する書留、両方に共通していることは、品名に『鍵』と記載する事です。
紛失時の補償にも関係してきますから、正しく記載してください。

鍵を郵便で送る際の注意点

鍵を郵送する際に注意すべき点をいくつかお伝えします。

梱包は厳重に

尖った形の鍵をそのまま封筒に入れてしまうと、重さも関係して配達時に破れることがあります。
鍵が揺れないように、エアキャップに包んで封筒の中に入れてください。

カードキーの場合、段ボールで挟むことで折れ曲がる心配もありません。
どうしても心配であれば、封筒の表面に「折り曲げ厳禁」と赤字で記載しておきましょう。

送る前に連絡する

鍵は防犯にも関係する貴重なものです。
送付する前には、必ず相手先に送る旨を連絡しておきましょう。

送付後すぐに、もう一度連絡しておくと確実です。

郵便局留めがおすすめ

住所が記載されていて品名に鍵と書いてあるので、悪意がある人の手に渡ると危険ですね。
そこで役に立つのが、郵便局留め。

郵便局留めとは、送り先に配達せず最寄りの郵便局に留めおくことです。
送付時に申し込みをしておくことで、チルド便以外は全国の郵便局で利用できます。

ただし、郵便局に荷物が到着しても受取人に通知が行くことはありません。
郵便局留めの期間は10日間、期間内に受け取らない場合は差出人に返送されるので、ご注意ください。

鍵を郵便で送る方法まとめ

鍵を郵送することは可能ですが、しっかりと梱包してください。
送り方は、追跡サービスがあり直接手渡しされるレターパックプラスや簡易書留がおすすめです。