ホテルの鍵を紛失したら何をすべき？請求される費用や失くさない対策も

「ホテルの部屋に入ろうとしたら鍵が見当たらない」「観光の途中でホテルの鍵を紛失した」
ホテルの鍵を失くしてしまったら、慌てますし、いくら請求されるのか不安になりますね。

そこで今回は、ホテルの鍵を紛失したときに必要な手数料や対処方法などを紹介します。

本記事のポイントは3つ。

・ホテルの鍵を紛失したらおこなうべきこと
・ホテルの鍵を紛失した時にかかる費用・手数料
・ホテルの鍵を紛失しないための対策法

できるだけ分かりやすく紹介しますので、最後までお読みいただき参考にしてください。

ホテルの鍵を紛失したらおこなうべきこと

カードキーが見当たらないと困りますね。
ここでは、ホテルのカードキーを紛失した際に何をすべきかお伝えします。

カバンやポケットなどをチェック

鍵が見当たらないということは、落としたり盗まれたり普段とは違う場所に入れているということです。
例えば、普段からカードキーをお財布に入れている方でしたら、財布以外の持ち物の中を確認してみましょう。

思い込んでいるだけで、カバンの内ポケットに入れていた、ということはよくあるケースです。

フロントに連絡する

それでも鍵が見つからない場合は、フロントに連絡してください。
フロントにはマスターキーがありますから、それを使って開けてもらいましょう。

ホテルによっては、再発行などの費用が発生することがあります。
ホテルのシリンダーキーを紛失したことで、全交換となってしまい、40万円請求されたケースもありますから、紛失には気を付けましょう。

部屋の中を確認する

貴重品を含め無くなっている物がないか、スーツケースやカバンの中など、すべて確認してください。
万が一、貴重品や私物が無くなっている場合は、ホテル側と話し合った上で警察に連絡しましょう。

ホテルの鍵を紛失した時にかかる費用・手数料

近年では、かざすタイプのルームキーが主流ですが、シリンダーキーを用いている老舗旅館なども存在します。
カードキーとシリンダーキーでは、紛失したときに必要な費用がまったく異なりますので、個別にお伝えします。

カードキーの場合の費用

かざすタイプや差し込むタイプのカードキーでしたら、磁気の内容を書き換えるだけですから、紛失したときにかかる費用も安い傾向があります。
ホテルにより異なりますが、2,000円～4,000円が相場です。

シリンダーキーの場合の費用

カードキーと異なり、シリンダーキーを紛失した場合、鍵の専門業者に依頼してシリンダー錠を交換する必要があります。
宿泊施設や約款、作業してくれる業者により異なるのですが、8,000円～25,000円が相場です。

利用規約に「鍵を紛失した場合は防犯のためフロア全体の鍵を交換する」と記載しているホテルや旅館もあります。
部屋数にもよりますが、そうなった場合、交換費用として30～50万円くらいは必要です。

海外にあるホテルの場合

外国では、ホテルの鍵を紛失した場合の手数料が高額になる傾向です。
クレジットカードに付帯されている旅行保険や、海外旅行保険で補償されるケースもありますから、費用を請求された時点で連絡してみましょう。

ホテルの鍵を紛失しないための対策法

ホテルの鍵を失くしてから慌てるより、失くさないための対策をしておくほうが合理的ですね。
ここからは、自分でできる鍵紛失の対策方法をお伝えします。

衣服のポケットに入れない

旅行先や出張先で飲食店などの室内に入ると、上着を脱ぐケースが多いですよね。
その際、衣服のポケットに鍵を入れていると、脱ぎ着の時に落下してしまうことがあります。

ズボンに入れている場合も、タクシー等に乗ったりイスに座ったタイミングで落とすケースがあります。

お財布に入れる場合は要注意

ホテルのカードキーをお財布に入れる方は結構いらっしゃいます。
ですが、チャックのついていない財布にカードキーを入れておくのは大変危険です。

普段の生活と比較して、旅行先ではお財布から現金やカードをだす機会が多いです。
その際にうっかりカードキーを落としてしまうことがあります。

カードキーを保管するのであれば、落とす可能性が低いチャック付のお財布にしましょう。

フロントに預ける

一番紛失のリスクが少ないのが、フロントに預ける方法です。
失くしたときの費用が高額になるシリンダーキーの場合は、フロントに預けて出かけるほうが無難です。

【まとめ】ホテルの鍵を紛失したら速やかにフロントへ連絡しよう！

旅行先や出張先では、いつもと行動パターンが違うので、少しのことがきっかけでルームキーを紛失することがあります。
部屋の中にある私物を盗られてもいけませんから、失くしたことに気づいた時点で、フロントに連絡してください。