車の鍵修理費用とは？依頼先や適用できる保険も合わせて解説

「車のカギが折れた」「旅行先で車の鍵を無くしてしまった」
いざ車に乗ろうとして鍵のトラブルが起こると慌てますし、修理費用がいくらになるのか気になりますね。

そこで今回は、車の鍵修理に必要な費用に関係する情報を紹介します。

本記事のポイントは3つ。

・種類別！車の鍵の修理費用とは？
・依頼先が重要！車の鍵の修理先
・車の鍵修理で保険は適用される？

上記3点について分かりやすく紹介しますので、最後までお読みいただき参考にしてください。

種類別！車の鍵の修理費用とは？

防犯性能が高いほど鍵修理の費用も高くなる傾向ですが、鍵の種類によって大きく異なります。
ここからは鍵の種類別に修理費用の相場を紹介します。

一般的な鍵の修理費用

昔からあるギザギザとした鍵の修理費用は8,000円～15,000円です。
シリンダー全体を交換する場合は、10,000円～20,000円となります。

電子キー

鍵穴に差し込むことなくドアの開閉やエンジン始動を行える電子キー。
キーレスとも呼ばれているこの鍵の修理費用は、15,000円～30,000円が相場です。

シリンダー全体を交換する場合は、50,000円～100,000円が相場とされています。
防犯性能がより高い高級車のキーレスですと、鍵の交換だけで80,000円～100,000円になることもあります。

イモビライザーキー

鍵と車両の間でID情報を照会する機能を持つのがイモビライザーキーです。
自動車盗難防止システムにより高い防犯性能を誇ります。

この鍵の修理費用は75,000円～200,000円です。
車種やメーカーによりさまざまですから、事前にディーラーに問い合わせましょう。

依頼先が重要！車の鍵の修理先

車の鍵修理をしたいと思っても、初めての方でしたらどこに連絡していいのか分かりませんね。
車の鍵修理を依頼できる業者は大きく分けて3つです。

・鍵専門の業者
・自動車修理工場
・ディーラー

それぞれの特徴やメリット・デメリットについて紹介します。

鍵専門の業者

車の鍵修理を専門業者に依頼するメリットは、解決までのスピードが速いこと。
24時間営業している業者が多いので、比較的早く対応してくれます。

デメリットとしては対応できない車種や鍵の種類があることと、費用が高額になるケースが多いことです。
依頼先を間違えると、ぼったくり被害に遭うリスクもあります。

自動車修理工場

自動車修理工場には、メーカーの認証を受けた工場と一般的な工場があります。
車の鍵修理を自動車修理工場に依頼した場合のメリットは、正確な作業をしてくれることと、業者との関係性によっては割引サービスを受けることができることです。

車の鍵修理に自動車工場を選んだ際のデメリットは、メーカーの保証が無効になる場合があることと、修理に時間がかかることです。

ディーラー

ディーラーに鍵の修理を依頼した場合のメリットは、正確な作業と保証があること。
鍵の種類によってはディーラーしか直すことができない物もあります。

デメリットは依頼から修理完了まで時間がかかることです。

車の鍵修理で保険は適用される？

いざという時や困った時に役立つのが任意で加入している自動車保険ですね。
現在の自動車保険にはさまざまなサービスが付帯されていますが、鍵の種類はどうなのでしょうか。

鍵を紛失した場合

鍵を無くしてしまった場合やスペアキーが手元にない場合、基本的には補償を受けることはできません。
ただし、保障してくれる保険会社も存在します。

インロック

スマートキーが主流になっている現代でも多く起こっているインロック。
この修理で保険が適用されることは、まずありません。

ただし、保険会社や加入プランによっては補償されるケースもあります。

盗難

車両保険に加入していた場合、盗難は全損扱いとなりますから保険が適用されます。

保険会社や加入プランにより対応はさまざま

鍵開け・鍵作成・レッカーサービスの距離・スマートキーやイモビライザーキーへの対応など、保険会社や加入プランにより対応はさまざまです。
鍵のトラブルが起こる前に自分がどんな保険に入っていて、どこまでのサービスを受けることができるのか確認しておくことが重要です。

少しでも不安な点や不明な事があれば、代理店やお客様センターに連絡することをおすすめします。

車の鍵修理まとめ

車の鍵の修理は車種やメーカーによってさまざま。
さらに、加入している保険によっては補償されないこともあります。

車は大切な財産ですから、日頃からいざという時のことを確認しておきましょう。