金庫のダイヤル番号を忘れた！番号がわからない時の対処法をご紹介

金庫のダイヤル式の暗証番号を忘れて困ったという経験はありませんか？

いつも開けるわけではないと、記憶しておくのは難しいですし、暗証番号を書いた紙などを無くしてしまうなんてことも多いでしょう。
そもそもダイヤル式の操作方法自体忘れてしまうことも。

開かなくなってしまった金庫も業者に依頼する前に、状況次第で自分で開けることができることもあります。

今回は金庫のダイヤル番号を忘れてしまった場合をテーマとして、解説しますので皆さんもぜひご一読ください。

ダイヤル番号を忘れてしまった金庫の開け方

ダイヤル番号を忘れてしまった場合の開け方をいくつかご紹介します。

設定していそうな番号をいくつか試してみる

ご自身やご家族の誕生日、夫婦の記念日といった思い出しやすい暗証番号を設定しているパターンが一般的に多いかと思います。
これらの番号を一通り試してみる価値はあります。
もしこれで開けばラッキーですね。

初期番号を調べる

ダイヤル番号は金庫を購入した際に初期設定がなされています。
購入したメーカーに問い合わせることで、暗証番号の照合が行えます。

照合に数日の時間はかかりますが、これにより金庫を破壊することなく金庫の開錠を行えます。
ただし金庫の製造番号(シリアルナンバー)、金庫の購入者の身分証明書、番号紹介の確約書が必要になりますので事前に用意するようにしてください。
番号紹介には1,500円から5,000円程度の手数料がかかってきます。

金庫を壊す

これはもはや最終手段と言えますが、金庫を壊すというやり方です。
メーカーに暗証番号を問い合わせたり、専門業者にお金をはらうのが勿体ないという方は、金庫を壊してしまうという手段もあります。
金庫が大型じゃなかったり、使い込んでいて壊れても問題ないのであれば、壊してしまうことも選択してもいいかもしれません。

ダイヤル番号が合っているはずなのに開かない時の対処法

ダイヤルの暗証番号は合っているのに開かないのは、ダイヤルを回す際の基準が「0」に合わせて開けていない可能性があります。

・番号を合わせる際は、右に4回以上回してください。
・4回以上回せば一旦リセットされますので、そこから0を基準にもう一度やってみてください。
・次に左にダイヤルを回して3回合わせます。
・3回でしっかり止めないとまた最初からやり直しです。
・次に右に2回まわしてまた止めます。
・最後に左に1回まわして止め、番号が合っていれば開くはずです。

ダイヤル内部の円盤の座と座を動かすための逆転ギアがズレてしまっている場合、番号が合っていても開くことがありません。
こうなってしまうと専門業者に依頼して開錠してもらうほかありません。

金庫のダイヤル番号を忘れた時はプロに開錠を依頼しよう

上記でご紹介したことを試しても開錠できない場合は、素人では開かない可能性が高いため鍵の専門の業者に依頼するのが一番の解決策となるでしょう。

鍵屋に金庫の開錠を依頼する時のポイント

・電話かインターネットで専門業者に見積もりを依頼しましょう。
・事前に金庫の特徴や型番などをしっかりと伝えておきましょう。
・見積もりは書面でもらうようにしてください。
・口頭でのやり取りだけですと、追加費用を取られたり、言った言わないでトラブルになります。
・見積もりを取り、金額で合意をしたら実際に作業をしてもらいます。

鍵屋に金庫の開錠を依頼する際の相場

ダイヤル番号開錠の相場は約10,000円から30,000円程度、金庫の処分は軽いもので15,000円程度で60㎏を超えるようなもので30,000円程度かかります。

専門業者なら開錠に30分から1時間程度で作業が完了します。

自分で金庫を無理やりこじ開けて壊すにせよ、初期番号をメーカーに問い合わせるにしても、多大な労力や費用がかかりますので金庫のダイヤルを開錠ができなった時は、プロの鍵業者に依頼してみてはいかがでしょうか。